2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

宮台・福山, 2009

宮台真司・福山哲郎『民主主義が一度もなかった国・日本』(幻冬舎新書、2009年)を読んでいる。ひとまず、第2章まで。民主主義が一度もなかった国・日本 (幻冬舎新書)作者: 宮台真司,福山哲郎出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/11/26メディア: 新書…

Chirstmas Lunch

今日は、political Science Prgramのクリスマス・ランチでした。 実は、出欠の返事をしておかなければいけなかったことに、今日の朝気づいたのですが、何とかなるとのことで、参加してきました。 こういうイベントの時はいつもそうなのですが、「クリスマス…

お買いもの

日本の本ばかり買っていると思われそうですが。フェミニズム理論 (新編 日本のフェミニズム 2)作者: 天野正子,伊藤るり,井上輝子,伊藤公雄,上野千鶴子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/11/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブ…

ハサミムシに(も)注意

家の中に、ときどき、小さなハサミムシが(も)出ます。 ハサミムシくらいいいだろうと、基本的には放っておく(たまにやっつける)のですが、某さんによると、これにかまれる(刺される?)と結構痛くて腫れるんだとか(>_ ううむ。。。しかし、これではやっ…

読書

齋藤純一編『社会統合』岩波書店、2009年。後半も読了。社会統合――自由の相互承認に向けて (自由への問い 第1巻)作者: 齋藤純一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/11/26メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 64回この商品を含むブログ (17件) を見る後…

Pateman, 2006

Carole Pateman, "Democratizing Citizenship: Some Advantages of a Basic Income," Erik Olin Wright ed., Redesigning Distribution: Basic Income and Stakeholder Grants as Cornerstones for an Egalitarian Capitalism, Verso, 2006.Redesigning Dist…

江原,2001

江原由美子『ジェンダー秩序』勁草書房、2001年。最後少し飛ばし気味ながら、だいたい読了。ジェンダー秩序作者: 江原由美子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2001/04/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 17回この商品を含むブログ (12件) を見るこれを…

某論集

まことにまことに遅ればせながら、ようやく少しエンジンかかったような気がする(気のせいでないことを願う)。 関係者のみなさま、お忙しいとは思いますが、どうかよろしくお願いしますm(_ _)m

帰ってきたら

夕方からどんどん空が真っ暗に、そして風がびゅーびゅー吹いてきたと思っていたら、やっぱり雨が降ったみたいでというかそれは知っていたのだけど、どれくらいかなあと研究室で思いつつ(しかし、途中でカミナリも鳴っていた)、帰る頃にはすっかりやんでい…

お買いもの

今日はちょっと腰が痛い。週末、(寝ている時以外は)ほぼずっと、自宅の(僕には)ちょっと高さが低いデスクで勉強その他をしていたせいだと思うけど。高畠通敏集〈4〉現代政治の構造転換作者: 栗原彬,五十嵐暁郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/11/…

Robeyns, 2000

まだ腰が痛い。運動不足のせいでもあるような気がする。目が見えないというか、頭がぼ〜っとしているというか、そういう感じもある。寝不足ではないのだけど、生活リズムが大幅に狂っているからなあ。。。 Ingrid Robeyns, "Hus Money or Emancipation Fee?:…

日本でいうと6月に入ったこともあり、セミも含めてなんとなく虫の動きが活発化しているように感じる今日この頃。家の二階の勉強机のあたりにも、なぜか小さなアリが少し出てきてはいたのですが、今日帰ってくると、台所まわり(というかターゲットは生ゴミ…

Wax, 2009

Amy L. Wax, "Basic Income or Caretaker Benefits?," Basic Income Studies, Vol. 4, No. 1, 2009. これは、ある意味で「すごい」論文だ。まあ、「すごい」と思うかどうかは、読む人の価値観に左右されるけれど。 この論文で著者がやろうとしていることは、…

セミ

多分、セミだと思います。何か鳴き声が聞こえてくるのです。でも、セミだとしたら、日本のセミよりも、かなり弱弱しい感じです(笑)ネットで見ると、「オーストラリアにはセミはいない」と言っている人もいるようですが、やっぱりいるみたいですよ。以下を…

McKay, 2007

Ailsa Mckay, "Why a Citizens' Basic Income?: A Question of Gender Equality or Gender Bias," Work, Employment and Society, Vol. 21, No. 2, 2007, pp. 337-348. 従来のベーシック・インカムについての議論が、ジェンダーの視点を欠いていることを指摘…

O'Reilly, 2008 and Baker, 2008

Jacqueline O'Reilly, "Can a Basic Income Lead to a more Gender Equal Society?," Basic Income Studies, Vol. 3, No. 3, 2008. John Baker, "All Things Considerd, Should Feminists Embrace Basic Income?," Basic Income Studies, Vol. 3, No. 3, 200…

読書

齋藤純一編『自由への問い1 社会統合』岩波書店、2009年。 前半に当たる、齋藤/宮本対談(というか、宮本先生が齋藤先生の見解を引き出すという形で進む。きっと2巻は逆の形式だろうな)、齋藤論文、宇野論文、愛敬論文まで。社会統合――自由の相互承認に…

メモ/グライフ

khさんのところで知りましたが、A・グライフの翻訳が出たとかで、メモしておく。比較歴史制度分析 (叢書 制度を考える)作者: アブナー・グライフ,神取道宏,岡崎哲二出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2009/12/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購…

Orloff 2009

Ann Shola Orloff, "Should Feminists Aim for Gender Symmetory?: Why a Dual-Earner/Dual-Caregiver Society Is Not Every Feminist's Utopia," in Erik Olin Wright ed., Gender Equality: Transforming Family DIvisions of Labor, Verso, 2009.Gender E…

Gornick and Meyers 2009など

下記のGender Equalityの本の中の、Janet C. Gornick and Marcia K. Meyers,"Institutions that Support Gender Equality in Parenthood and Employment".Gender Equality: Transforming Family Divisions of Labor (The Real Utopias Project)作者: Janet C…

James Boag'sなど

ビールは、「これ」というのが定まらなくて(いろいろあるというのもありますが)、その時々で、あれこれ試しているのですが、最近比較的よく飲んでいるのが、James Boag'sのPremium Lager。 ボトルの写真は以下をどうぞ。会社のホームページは、よくわから…

Beem, 2005

Christopher Beem, "Restoring the Civic Value of Care in a Post-Welfare Reform Society," in Lawrence M. Mead and Christopher Beem eds., Welfare Reform and Political Theory,Russell Sage Foundation, 2005.Welfare Reform and Political Theory作…

Habermas1991=2005(2)

引き続き、ハーバーマス『討議倫理』よりメモ。以下の諸個所は、第4章「ローレンス・コールバーグとネオ・アリストテレス主義」より。 カント・タイプの道徳論に対する異論は、以下のようにまとめることができるだろう。道徳の基本現象としての当為の義務論…

連帯

(これはあんまり今やっていることとは関係ないのだけど)ハーバーマスが、「正義」と「連帯」にこだわりつつ、しかし、それを討議倫理の観点からのみ指示しているのは、要するに、なじみのある生活世界の既存の連関の中でのみ「連帯」を考えてはダメだよ、…

早川書評2007

早川誠「道徳への願望と倫理への憧憬――ハーバーマス『討議倫理』とハーバーマス/ラッツィンガー『ポスト世俗化時代の哲学と宗教』を読む」『政治思想学会会報』第25号、2007年12月。 こんなところで紹介されては、早川さんもご迷惑かもしれませんが、これも…

読了

『討議倫理』読了。討議倫理 (叢書・ウニベルシタス)作者: ユルゲンハーバーマス,J¨urgen Habermas,清水多吉,朝倉輝一出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2005/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を見るさて、本の…

頂きもの

1)宮本太郎『生活保障』岩波新書、2009年。 著者の宮本先生から頂いていたようです。どうもありがとうございました。 早く読みたいところですが、年末まで我慢我慢。生活保障 排除しない社会へ (岩波新書)作者: 宮本太郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: …

昨日

昨日、もうすぐ帰国のRothstein氏に会うことができ、サインをもらいました。 いつもサインをもらうような人間ではないんですよ……と言いたいところですが、う〜ん、どうかなあ。。。Social Traps and the Problem of Trust (Theories of Institutional Design…

結局

ドライゼック氏の議論をどう評価するか(というか、どこに置くか)、これが結構重要な問題なんだなあ。どうも。 ご本人は、今、(たぶん)デンマークに行かれている様子。あ、これは全然まったく関係ありませんね。

Gursozlu 2009

Fuat Gursozlu , "Debate: Agonism and Deliberation--Recognizing Difference," The Journal of Political Philosophy, Vol. 17, No. 3, 2009. (Guersoezlueファミリーネームのu,o, uはウムラウト。ドイツ人?らしくはない気がするけど) 熟議民主主義と闘…