2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ここ数日、天気がぐずつき気味です。昨日も基本的に雨(少し晴れたけど)。今日も今のところ雨か曇りかという感じ。 こちらは晴れると、抜けるような青空で、空の色が違うなと感じます。それはそれで魅力的なのですが、何しろキャンベラは乾燥していて、そし…

Knight and Johnson 2007

というわけで、某D研用に、Jack Knight and James Johnson, "The Priority of Democracy: A Pragmatist Approach to Political-Economic Institutions and the Burden of Justification," APSR, 101 (1), 2007を再読中。ようやく、経済学批判の部分をそれな…

Knight and Johnson 1999

こっちのものもぱらぱら読んでいる。 Jack Knight and James Johnson, "Inquiry into Democracy: What Might a Pragmatist Make of Rational Choice Theories?," American Journal of Political Science, Vol. 43, No. 2, 1999, pp. 566-589. 579頁あたりの…

いくつか

本日は、月末が締め切りの某メルマガ用原稿と、学部のニューズレター用の原稿を仕上げました。前者は送信済み。後者は一応もうちょっと持っておきます。 前者は結局1万字くらいに。この連載はもともと4000〜5000字くらいでということだったと思うの…

新刊メモ

とりあえずメモ。 Michael E. Morrell, Empathy and Democracy: Feeling, Thinking, and Deliberation, Pennsylvania State University Press, 2010. Empathy and Democracy: Feeling, Thinking, and Deliberation作者: Michael E. Morrell出版社/メーカー: …

昨日の研究会

何だか日記の入力欄がせまくなって書きづらいです。携帯対応? それはともかく、昨日午前は、John Dryzek氏のCentre for deliberative democracy and Global Governanceでのプロジェクトの一環として始まったセミナーの第一回目でした。といっても、熟議民主…

今日のもろもろ

一つ前のエントリで書く欄が狭くなったと書きましたが、今書こうとしたら、そんなことはありませんでした。なんだったんだろう。でも、「カテゴリー」のボタンでクリックするといちいち注意が出てくるのは何とかならないかな。 さて、某原稿をあれこれ書いた…

お買いもの

Nikolas Rose関係で2冊。今後書く予定のもののうち、2つで使うかもしれないと思っているのですが、さてどうなることか。The Politics of Life Itself: Biomedicine, Power, and Subjectivity in the Twenty-first Century (In-formation)作者: Nikolas Ros…

ZARD

別のところでちょっと書いたけど、数日前からクルマの中のCDがZARDになっています。子どもが、「ZARDあるじゃん」と言ったので久しぶりに流し始めたのでした(子どもは多分「コナン」で知っていた)。 そうしたら、明日がボーカルの坂井泉水さんが亡くなっ…

Gordon Brown on TED

TEDという講演をオンラインで提供しているサイトがあるのですが、UKの前の首相のゴードン・ブラウンの講演がありました(下記URL)。 なお、動画の下に字幕を出すことができるボタンがあります。つまり、それで英語の練習をしているのです。 http://www.t…

お弁当

というわけで、子どもたちの弁当を作っている途中。 米を昨夜仕込んでおくのを忘れたので、ちょっと硬くなってしまうかも。。。 それにしても、おかずは3日間くらいで適当にローテーションしているのだけれど、もうちょっと違ったものも作らないといけない…

作り終わる

というわけで、お弁当づくり完了。 ご飯は意外とうまく炊けていた(笑) 本日のおかずは、鶏肉と玉ねぎの照り焼き風、中国野菜の青菜と油揚げをオイスターソースで炒めたやつ、ソーセージ、フィッシュナゲット、プチトマト。でも、次男は多分ソーセージは食…

『現代思想』6月号

雑誌『現代思想』6月号がもうすぐ発売。 特集は「ベーシックインカム 要求者たち」。現代思想2010年6月号 特集=ベーシックインカム 要求者たち作者: 山森亮,立岩真也,小沢修司,関曠野,小泉義之,白石嘉治出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/05/27メディア:…

ビザ関係

ビザの延長手続関係で、次にお世話になるSchoolの事務の人のところに行きました。どうも昨年の手続とちょっと異なっていて、こっちがよくわかってなかったこともあり、しかし多分向こうもちょっと途中で作業をうっかりしていたと思われるところもあり、とも…

あらためて頂きもの

先日、山田竜作さんからの頂きものとして紹介した、藤原孝・山田竜作編『シティズンシップ論の射程』(日本経済評論社、2010年)ですが、山田さんの他に、杉本竜也さんと石井健司さんからの頂きものでもありました。訂正するとともに、お詫び申し上げま…

クラウス・オッフェ他国際シンポ

5月23日(日)に、国際シンポジウム「公共圏の創生と規範理論の探究」が行われます。海外からのスピーカーに、クラウス・オッフェ氏がいます。久しぶりの来日ではないでしょうか。 ================ 国際シンポジウム 公共圏の創生と規範…

少し

昨日は某論文へのコメントをいろいろと考えた後、昨日書いた「不義理」の仕事に少し取りかかった。少し書きすすめたけれど、道はまだ長く険しい。。。

山崎2009-10

山崎望さんの雑誌『駒澤法学』連載中の注目論文。掲載雑誌が途中で変わっていますが、連載です。4回まであるようで、まだ未完です。 山崎望「世界秩序の構造変動と来るべき民主主義(1)(2)」『駒澤法学』第9巻1号、第9巻2号、2009年10月、2…

雑感

ときどき、自分は何も信じることができないのではないかと思うときがある。いや、信じているつもりのことに確信が持てないのではないか、ということかもしれない。どんな信念にも「それが絶対だ」と言える根拠などないように思えて仕方がない時がある。いや…

いろいろ

本日午前は、morning tea。といっても、どうもこの会がちゃんと「公式」に成り立っているのかどうか疑わしくなっている今日この頃。今度来る院生が、フィリピンの軍隊組織における熟議をテーマにしているとか、来るべき学科のオフィス移動とかの話。英語は・…

竹田 2009; 2010

竹田香織「性同一性障害者特例法をめぐる現代的状況―−政治学の視点から」『GEMCジャーナル』(東北大学グローバルCOEプログラム), no. 1, 2009.(下記からダウンロードできます) http://www.law.tohoku.ac.jp/gcoe/ja/archive/gemc_detail.php?ID=01 竹…

お買いもの

David Held, Modls of Democracy, Third Edition, Polity Press, 2006. だいぶ前からどうしようかなと思っていたけど、結局、購入。Models of Democracy作者: David Held出版社/メーカー: Polity発売日: 2006/07/10メディア: ペーパーバック クリック: 5回こ…

こんめい

かな〜〜〜り混迷中。マズい。実にマズい。 他の仕事もあるのに。。。。。 それなのに、また天井の蛍光灯が切れてしまった。う〜ん、この3か月弱の間で3回目くらいだと思うんですけど。しかも、先回は、電流の安定器みたいな部分も代えてもらったので、「…

頂きもの

藤原孝・山田竜作編『シティズンシップ論の射程』日本経済評論社、2010年。 共編者の一人である山田竜作さんから頂いておりました。どうもありがとうございます。山田さんは、序論(共著)「シティズンシップ論とデモクラシー」および第7章「グローバル…

Karpowitz et al. 2009

Christopher F. Karpowitz, Chad Raphael and Allen S. Hammond, IV, "Deliberative Democracy and Inequality: Two Cheers for Enclave Deliberation among the Disempowered," Politics and Society, Vol. 37, No. 4, 2009, pp. 576-615. メモしておかない…

Mckee 2009

Kim Mckee, "Post-Foucauldian Governmentality: What Does It Offer Critical Social Policy Analysis?," Critical Social Policy, Vol. 29, No. 3, 2009, pp. 465-486. 従来のgovernmentality研究の問題を(最終的に)discursiveな次元での研究であったこ…

Olson 2006

Kevin Olson, Reflexive Democracy: Political Equality and the Welfare State, The MIT Press, 2006, を読みなおしている。Reflexive Democracy: Political Equality and the Welfare State (Studies in Contemporary German Social Thought)作者: Kevin O…

頂きもの再掲

以前に頂いていた賀来健輔・丸山仁編『政治変容のパースペクティブ(第二版)』(ミネルヴァ書房)について、書誌情報が出たので、あらためてご紹介。といっても、表紙の画像は出ないみたい…というか、ミネルヴァのサイトでは、書誌情報が出ないんですけど、…

Journal of Political Philosophy

Journal of Political Philosophy, Vol. 18, No. 1, 2010には、熟議民主主義に関する二つの長めの共著論文が収められているので注目するべし(?)。 André Bächtiger, Simon Niemeyer, Michael Neblo, Marco R. Steenbergen, Jürg Steiner, "Disentangling …

『思想』2010年5号 特集「情念と政治」

このたび刊行の雑誌『思想』2010年5号(1033号)に、論文「熟議民主主義における『理性と情念』の位置」を寄稿しています。 この論文では、熟議民主主義論に情念を積極的に組み込む試みとして、John S. Dryzek, Cass Sunstein, Sharon Krauseの議論を取り上…