クラウス・オッフェ他国際シンポ

5月23日(日)に、国際シンポジウム「公共圏の創生と規範理論の探究」が行われます。海外からのスピーカーに、クラウス・オッフェ氏がいます。久しぶりの来日ではないでしょうか。
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国際シンポジウム 公共圏の創生と規範理論の探究
■日時:2010年5月23日(日)9:30-18:40
■場所:法政大学多摩キャンパス百周年記念館国際会議場
■日英同時通訳つき
■プログラム
9:00 受付開始 9:30-9:45 主催者あいさつ
9:40-12:00 第1セッション「環境問題をめぐる制御可能性と公共圏」
 舩橋晴俊(法政大学)「道理性と公共圏」
 具度完(韓国・環境社会研究所)「環境問題と公共圏」
 討論者:名和田是彦(法政大学)・寺田良一(明治大学
 司会者:堀川三郎(法政大学)
12:00-13:00 昼食
13:00-15:20 第2セッション「移民・マイノリティの社会的統合と公共圏」
 宮島喬(法政大学)「グローバル化と多文化市民権の可能性」
 小井土彰宏(一橋大学)「移民の社会運動と公共圏の境界再編成」
 討論者:羽場久美子(青山学院大学)・吉村真子(法政大学)
15:20-15:40 休憩
15:40-18:10 第3セッション「熟議民主主義の制度化の可能性」
 クラウス・オッフェ(ドイツ Hertie School of Governance)
   「OECD諸国における民主主義の特性」
 伊藤守「熟慮民主主義の制度化に向けて大学はいかに貢献できるか」
 討論者:杉田敦(法政大学)・小川有美(立教大学)・寿福眞美(法政大学)
18:10-18:40 総括セッション(司会:寿福眞美(法政大学))
19:00-20:30 懇親会
 
■入場無料
■参加申込 intsympo[at]t.hosei.ac.jp([at]は@に変換)、または、ファックス042-783-2370まで。
■主催 法政大学社会学部科研プロジェクト「公共圏の創生と規範理論の探究」http://yabe.t.hosei.ac.jp/kakenhi/index.html
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なお、このシンポの翌日5月24日(月)に一橋大学にて、下記のようにオッフェ氏のセミナーが開催されるそうですので、こちらも併せてご案内します。英語での講演のようですが、ご関心のある方はぜひどうぞ。
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一橋大学 国際交流セミナーのお知らせ
■日時:5月24日(月)、16:00-18:30
■場所:一橋大学 本館一階 特別応接室
■講演者:クラウス・オッフェ(Hertie School of Governance)
■演題:The Sharing of Responsibility(英語による講演)
■主催:一橋大学哲学社会思想学会(代表 平子友長)
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オッフェ氏の邦訳本は、二冊しかありません。

アメリカの省察―トクヴィル・ウェーバー・アドルノ (サピエンティア)

アメリカの省察―トクヴィル・ウェーバー・アドルノ (サピエンティア)

後期資本制社会システム―資本制的民主制の諸制度 (叢書・ウニベルシタス)

後期資本制社会システム―資本制的民主制の諸制度 (叢書・ウニベルシタス)

ご関心のある向きは、(図書館で)拙著もご覧いただければ幸いです。
国家・政治・市民社会―クラウスオッフェの政治理論

国家・政治・市民社会―クラウスオッフェの政治理論