大学からの帰り際、カミナリが結構光っていて、何となく身の危険を感じたので、図書館に入ってみました。 いくつかのフロアに行って、書庫の様子などを見ました。 当たり前かもしれませんが、書庫の感じそのものは、取り立てて変わらないですね。 ただ、閲覧…

毎週月曜日の昼は、Social and Political Theory lunchtime eminarです。 主にＡＮＵ外部の研究者・院生（どういう経緯で報告に来ているのかはよくわからない）が報告しているようですが（でも、たまたまかも）、今日は、福祉国家研究のフランシス・キャッス…

いろいろな考え方があってよいわけだけど、僕としては、民主主義を、単純に「民意」であればなんであれ尊重するということではなく、逆に、「民意」に不信を抱きこれに対置されるべきなにものかを擁護するのでもないような形で、論じるべきだと思っているわ…

というわけで、手元にリーフレットが（ちょっと前に）届いたシリーズ『自由への問い』全８巻（岩波書店、１１月より順次刊行予定）について、少々ご紹介。 全８巻のタイトル・編者は、以下のとおりです。 まず、第１巻が１１月終わりに刊行予定とのこと。 第…

Robert E. Goodin, Reflective Democracy, Oxford UP, 2003. なかなか読み進まない。ようやく、第３章「The Autonomy of Preferences」の途中まで来た。とりあえず、直近の課題との関係では、この章まで読み終えたら終わりにする予定。Reflective Democracy …

日本にいたときの僕にはなかなかありえなかったことですが、土日もわりと大学に来ています。先週も、土日ともに来ていたし、今日も、洗濯、買い物、晩御飯の準備（肉じゃがを作った）をしたあとで、来てます。 理由は、 １）家ではまだネットが使えない（→来…

日本のアマゾンで注文。しかし、やむを得ないとはいえ、送料が３６００円もかかってしまうのですね。船便でもよかったんだけどなあ（それはない）。権力と労働 (新編日本のフェミニズム 4)作者: 天野正子,伊藤るり,井上輝子,伊藤公雄,上野千鶴子出版社/メー…

ベーシック・インカムの無条件性は、たとえば参加所得に比して、人々を「有用な活動」に直接関連づけないため、よろしくない（あるいは、「怠け者」を生むだけだ）、という議論があるわけだが、「いや、ＢＩというのは「ナッジ」なのだ」という言い方はどう…

というか、もうみんな知っていそうですね。 ルーマン『社会の社会（１）（２）』法政大学出版局。社会の社会〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)作者: ニクラスルーマン,Niklas Luhmann,馬場靖雄,赤堀三郎,菅原謙,高橋徹出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 20…

１）坪郷實先生から頂きました。単著です。どうもありがとうございます。環境政策の政治学―ドイツと日本作者: 坪郷實出版社/メーカー: 早稲田大学出版部発売日: 2009/09メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る２）共著者の村上慎…

Dryzek and Dunleavy, Theories of the Democratic State, Palgrave, 2009のいくつかの章を読む。Theories of the Democratic State (0)作者: .,Patrick Dunleavy出版社/メーカー: Palgrave発売日: 2009/05/14メディア: ペーパーバック購入: 3人 クリック: 7…

今朝、テレビをつけると、インテルとバルセロナの試合をやっていました。欧州ＣＬみたいです。日本で衛星放送その他いっさい見ていなかった、そして、こちらでも、ラグビー（二種類あるらしい）とオーストラリアン・ルールズ・フットボールとクリケットしか…

日本の某さんと図書館の話題になったことをきっかけに、ＡＮＵの図書館サイトで蔵書を少しチェックしてみました。 日本の書籍・資料のコーナーがあって、僕が手に取りそうな日本の雑誌が結構揃っているようです。 『思想』『世界』『現代思想』『論座』（は…

この間、ドタバタ生活を、いろいろな方に励ましていただいて、というか心配していただいて、大変感謝しています。いや、ありがたいです。 ＊ さて、ＡＮＵのメールアドレスをもらっていたのですが、どういうわけか、送信はできるのに、受信はできませんでし…

相変わらず、図書館にまだ行っておらず、日本から持ってきたサンスティーンのこの本に手をつける。Infotopia: How Many Minds Produce Knowledge作者: Cass R. Sunstein出版社/メーカー: Oxford University Press, USA発売日: 2008/07/07メディア: ペーパー…

自宅の電話が昨日つながったのですが、日本にかけてみると、かからず、録音メッセージで、（僕が入っている）電話会社のコンシューマ・サービスに電話して登録しなさい、みたいなことを言われるばかりでした。 で、そこにかけてみたのですが、肝心のところが…

さてどうしたものかな。 ・フランシス・オルセン『法の性別』東大出版会、９月中旬刊行予定。 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-031182-3.html ・塩野谷祐一『経済哲学原理』東大出版会、１０月中旬刊行予定。 http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-040248-4.h…

相当久しぶりに、米アマゾンで注文。注文したことがあるのかどうかも定かではなかったけど、ちゃんとアカウントがあった模様。The Oxford Handbook of Political Science (Oxford Handbooks of Political Science)作者: Robert E. Goodin出版社/メーカー: Ox…

「クローズアップ現代」で希望学が特集されたとか、同世代の政治学者たち８名（？）の選挙についてのコメントが朝日に載ったとか、面白そうな話がいくつか聞こえてきました。 こちらの図書館には、『世界』とかも揃っているらしいのですが、新聞もあるのかな…

長男はこの秋から小学校のサッカー部で週に三日練習しています。 金曜日の練習の時に、何人かの友達と土曜日に遊ぶ約束をしたようです。 実は、長男はこれまで近くに住んでいるいとこ以外と遊ぶ約束というのをしたことがなかったのですね。 まあ、平日も、学…

今日の朝、自宅の電話がようやくつながったみたいです。 というか、もともと今日の夕方につながるので、その時間に家で待機せよ、と言われていたのですが、いきなり午前中にかかってきて、技術者の人がやってきました。 でも、その人がもう一度夕方に来る、…

は、一週間前よりも、よく聞き取れた・・・というのは、気のせいではないと思いたいところです。 まあ、テーマがコスモポリタニズム（とグローバル化）で内容がわりと土地勘のあるところだったのと、先週よりも年配の先生でゆっくり話されていたためとは思い…

持ってきた本のうち、盛山和夫『リベラリズムとは何か』（勁草書房、２００６年）を、今頃になって読了。リベラリズムとは何か―ロールズと正義の論理作者: 盛山和夫出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2006/06/01メディア: 単行本 クリック: 44回この商品を含…

ユニバーシティ・ハウスでは無線ＬＡＮでアクセスできたのに、研究室では、そもそもＰＣが受信すらしていない様子。 どうやら、無線ＬＡＮの整備はそれほど進んでいなくて、使用できるところと使用できないところがある、とのこと。 そして、ある人によれば…

というわけで、ブラッハー『ドイツの独裁（１）（２）』が岩波モダンクラシックスで、１０月に復刊みたいですよ。 あと、千田有紀『女性学／男性学』岩波書店（ヒューマニティーズ・シリーズ） 新編・日本のフェミニズムは、『第６巻 セクシュアリティ』http…

昨日買ったクリームシチューの素を使って、早速、シチューを作りました。 が、ニンジンは、売っているのが分量が多かったので、使用せず。 というわけで、材料は、鶏肉じゃなくてブロック型の豚肉、ジャガイモ（形は男爵系だけど食感はメークイン風。皮がう…

というわけで、昨日あたりから急に気温が上がって、春らしい雰囲気いっぱいになってきました。最高気温がこれまではだいたい１５度前後だったのですが、今後は２０度前後になるようです。 でも、とてもさわやかでよい気候ですね。 ある知り合いが、冬に向か…

午前中、ぼちぼち家を出ようかと思っていたら、一階で窓を「ドンドン」と叩く音。 呼び出しチャイムというものはないのです。 「あ！」と思ってダッシュで下に降りると、予想通り、郵便屋さんで、ＳＡＬで送られてきた荷物を持ってきてくれたのでした。 運が…

生協の書店に行くと、ジョン・キーン氏の本が並んでいました。The Life and Death of Democracy作者: John Keane出版社/メーカー: Simon & Schuster発売日: 2009/06/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 この商品を含むブログ (1件) を見るこれが８００ペー…

先ほど、某原稿の二校ゲラを学内の郵便局からＥＭＳで発送してきました。 週明けに着くのは……う〜ん、難しいかも。 郵送料は、３６ドル。１ドル＝８０円だと２８００円くらいですが、ＥＭＳってこんなに高いんでしたっけ？？ まあ、無事に出せたのでよしとし…