読書

相変わらず、図書館にまだ行っておらず、日本から持ってきたサンスティーンのこの本に手をつける。

Infotopia: How Many Minds Produce Knowledge

Infotopia: How Many Minds Produce Knowledge

第四章の途中、半分強まで読み進む。
基本的に『Nudge』と同じラインの話だと思うけど、こちらのほうがより熟議民主主義との関係で議論しているので参考になる。
しかし、論文の構想はまだ霧が晴れない感じだなあ。どうしたものか。どこか、焦点が定まっていないと感じられるようでもあり、定まっていると見なすととても陳腐に感じられるようでもあり。

サンスティーンとは全然関係ないのだけど、「今頃になって始める読書シリーズ」(?)というわけで、『大転換』も。
[新訳]大転換

[新訳]大転換

スピーナムランド制のところに入ったあたり。
いや、全然関係ないこともないような気もする。というか、ナイト/ジョンソンとの関わりかな。つまり、市場の自動調整性の話。
やっぱり、霧は晴れないなあ。空はとても晴れているんだけど。