2010-01-01から1年間の記事一覧
L. M. G. Zerilli, Feminism and the Abyss of Freedom, University of Chicago Press, 2005. どうしようかな。 Feminism and the abyss of freedom作者: Linda M. G. Zerilli出版社/メーカー: University of Chicago Press発売日: 2005/10/03メディア: ペー…
こちらでの11月は、何かの花粉でずっと鼻炎の時期なのですが、昨日今日は特に鼻炎がひどくて大変です。いつも飲んでいる鼻炎用の薬を飲んでも効かないので、風邪かと思って風邪薬を飲み、しばらくして効かないので、また鼻炎用薬を飲んだり・・・というよ…
明日、Gerry Stoker氏(the University of Southampton, UK)を囲むワークショップというのがあります。それで、Stoker氏の本をチェックしていたら、Re-energizing Citizenshipという共編著が出てきたので、とりあえずメモ。Re-energizing Citizenship: Stra…
塩原良和『変革する多文化主義へ』(法政大学出版局、2010年)をちょっと読んでみる。某さんからお借りしたのだけど、なぜお借りしたのかと言えば、著者の塩原さんにお会いしたからである。変革する多文化主義へ―オーストラリアからの展望 (サピエンティ…
Gosta Esping-Andersen, The Incomplete Revolution, Polity, 2009を読み始める。今頃読んでいてはマズいのだがマズいのだが。。。 Incomplete Revolution: Adapting Welfare States to Women's New Roles作者: Gosta Esping-Andersen出版社/メーカー: Polit…
法律文化社の「講座 人権論の再定位」がちょっと気になっています。まだ、一冊しか出ていないのでしょうか?人権の射程 (講座 人権論の再定位)作者: 長谷部恭男出版社/メーカー: 法律文化社発売日: 2010/11/01メディア: 単行本 クリック: 49回この商品を含む…
自分の分野が何なのかという問題は、僕にとっては、積年の悩ましい問題である。僕の名前を知っているたいていの人は、僕のことを、「政治思想」「政治哲学」(または「社会哲学」とか「法哲学」(!)とか分類分けされているのを見たこともあるけど)の人だ…
ジョン・ダワー(三浦陽一・高杉忠明・田代泰子訳)『敗北を抱きしめて』(岩波書店)の上巻をようやく読み終えました。敗北を抱きしめて〈上〉―第二次大戦後の日本人作者: ジョンダワー,John W. Dower,三浦陽一,高杉忠明出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2…
本日は、ANU出身で、現在イギリス・ウォーリック大学のJohn Parkinson氏が訪れ、彼の報告を聴くセミナー。いつもは1時間30分なのですが、今回は、母校に戻ってきた彼への歓迎の意味もあったのか、2時間でした。 内容は、彼が最近取り組み始めているde…
昨日は、現在の僕の受け入れ教授であるKent Anderson先生宅にお邪魔し、ランチその他を頂きました。料理はとても素晴らしく、また食べ過ぎてしまった感が。。。 Kent先生は現在学部長(Dean)でいつもはとてもお忙しいのですが、昨日は、とてもリラックスさ…
今週は、Tessa Morris-Suzuki先生のところに、一橋の伊豫谷登士翁先生をはじめとする4名の先生方がいらっしゃっていました。それで、セミナーや食事など、ご一緒する時間が多かったです。お話ししているうちにいろいろと共通の話題も発見できて、よい機会で…
John S. Dryzek, Foundations and Frontiers of Deliberative Governance, Oxford University Press, 2010. 届きました。Foundations and Frontiers of Deliberative Governance作者: John S. Dryzek出版社/メーカー: Oxford Univ Pr発売日: 2011/01/11メデ…
他のところで既に書いていますが、アメリカのとある雑誌(というのはもちろん英語雑誌)のeditorial boardに加えていただけることになりました。その雑誌のサイトを見ると、既にそれなりにたくさんいるのですが、メンバー拡張を検討した結果なのだそうです。…
坂本治也さんから、『ソーシャル・キャピタルと活動する市民――新時代日本の市民政治』(有斐閣)を頂きました。どうもありがとうございます。日本の政治学におけるソーシャル・キャピタル研究をリードしてきた坂本さんの満を持しての単著、ということになる…
ブログの更新がおろそかになっていましたが、元気にしています。いや、ちょっと何かの花粉and/or風邪気味で鼻炎ですが。でも、風邪と疑われた方は完全に治ってます。鼻炎は、調べたら去年もこの時期に同じ症状になっているので、やはり何かの花粉なのでしょ…
F. G. Castles, S. Leibfried, Jane Lewis, H. Obinger and C. Pierson (eds.) The Oxford Handbook of the Welfare State, Oxford University Press, 2010. The Oxford Handbook of the Welfare State (Oxford Handbooks)作者: Francis G. Castles,Stephan …
1)訳者の向山恭一先生から、ウェンディ・ブラウン『寛容の帝国――現代リベラリズム批判』(法政大学出版局)を頂いたようです。どうもありがとうございます。寛容の帝国―現代リベラリズム批判 (サピエンティア)作者: ウェンディブラウン,Wendy Brown,向山恭…
いまさらながら、Gosta Esping-Andersen, Duncan Gallie, Anton Hemerijck, and John Myles, Why We Need A New Welfare State, Oxford University Press,2002,を読み始める。社会的投資国家についてのお勉強。Why We Need a New Welfare State作者: Gosta E…
昨日は、こちらで初めてコンタクトの洗浄液を買いました。前に行ったドラッグストアらしき店では見つからなかったので(あったのかもしれませんが)、もしかしたらこちらでは薬局・ドラッグストア的なところでは洗浄液は売っていないのか・・・とも思ってい…
Trudie Knijn and Arnoud Smit, "Investing, Facilitating, or Individualizing the Reconciliation of Work and Family Life: Three Paradigms and Ambivalent Policies," Social Politics, 16 (4), 2009, pp. 484-518. 近年のEUでは、仕事と家庭の調和に…
Jane Jenson, "Lost in Translation: The Social Investment Perspective and Gender Equality," Social Politics, 16 (4), 2009, pp. 446-483. 近年の欧米および南米における福祉国家改革のパラダイムを「社会的投資」と捉え、ケインズ主義およびネオリベラ…
佐藤幸男・前田幸男編『世界政治を思想する1、2』(国際書院、2009年)という本が出ていたようです。世界政治を思想する〈1〉作者: 佐藤幸男,前田幸男出版社/メーカー: 国際書院発売日: 2009/12メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (…
つながらないつながらないと言っていたインターネットですが、今週木曜日にようやくつながりました。 その前日水曜日に会社にかけた電話で、翌日(木曜)午後7時までに開通する、という回答を得ていたわけですが、朝方、ふとモデムを見ると、ちゃんとDSLとi…
拙編著『政治の発見5 語る――熟議/対話の政治学』(風行社)について、「はまぞう」でちゃんと表示されないんですよね。というか、リンク先のページで、指定されたASINに該当する商品は登録されていない、と出てしまうんですよね。 下記のアマゾンのサイト…
1)岡崎晴輝さんから、「書評論文 政権交代の「曲解」?」『レヴァイアサン』第47号、2010年、170-176頁、を頂きました。どうもありがとうございます。岡崎さんらしい、批判的書評です。 同号の目次は下記の木鐸社サイトで確認できます。 http://www.bokuta…
月曜日はセミナー二つ。一つは、行動経済学と社会心理学の理論的成果を政治学、特に立法活動研究に応用するべし、という報告。微妙に土地勘があったせいか、珍しくパワポも配布資料もなかったのに、結構わかりました。ただ、「合理性」の理解が乱暴すぎるの…
まもなく、田村哲樹編『政治の発見5 語る――熟議/対話の政治学』風行社、が刊行されます。2010年10月22日刊行予定で、2400円+税です。 【アマゾンに書誌情報が出ました】 このページです→ http://j.mp/dtgBRy (10月23日) 【bk1に、書誌情報が出まし…
昨日は、同じく客員の某先生からのお誘いで、学内のFelllows Barという学内のバーで、軽くDrinks。たまたま、知っている人の別の集まりもあって、隣同士だったので、あっちいったりこっちいったり、日本語だったり英語だったりしながら、過ごしました。 この…
ジョン・ダワー(三浦陽一・高杉忠明)『敗北を抱きしめて(上)(下)』(岩波書店)を、図書館から借りて読んでいる。現在、上巻の第5章「言葉の架け橋」の途中まで。敗北を抱きしめて〈上〉―第二次大戦後の日本人作者: ジョンダワー,John W. Dower,三浦…
昨日、自宅の電話がようやくつながりました。「つながった」と言っても新規に申し込んだのではなく、引っ越し先でも引き続き電話・ネットをということでアレンジを依頼していたのですが、ずいぶん時間がかかりました。10月5日に連絡して昨日(21日)で…