お買いもの

  • John S. Dryzek, Foundations and Frontiers of Deliberative Governance, Oxford University Press, 2010.

届きました。

Foundations and Frontiers of Deliberative Governance

Foundations and Frontiers of Deliberative Governance

第1部がイントロダクション、第2部が"Foundations"で、第3部が"Frontiers"となっている。序文を見た限りでは、第3部は一つの章を除いて既発表論文の再録ではないようだ。となると、6章「ガヴァナンス・ネットワーク」、8章「ミニパブリックスとそのマクロ帰結」あたりが気になる。後者のベースは、グッディンとの共同論文だろうと思うけれど、ぱらっと見た印象では、そのあとの話に踏み込んでいるのかな。
上記のガヴァナンス論とともに、7章の民主化論における熟議パースペクティブの援用も、個人的には面白そうなテーマと思っている。


ちなみに、謝辞では、名古屋大学で2008年に開催した国際会議での発表のことも記されている(7章論文が発表された)。その際にコメンテイタを務めてくださった、Uさんの名前も挙げられているのだけれど、残念ながら、つづりがちょっと間違っているのだな。。まあ、仕方ないのだろうけども。。
とりあえず、The Oxford Handbook of Political Theoryと一緒に、サインをもらおう(笑)

The Oxford Handbook of Political Theory (Oxford Handbooks of Political Science)

The Oxford Handbook of Political Theory (Oxford Handbooks of Political Science)

なお、今検索したら環境変動のハンドブックの刊行予定も出てきた。
The Oxford Handbook of Climate Change and Society (Oxford Handbooks)

The Oxford Handbook of Climate Change and Society (Oxford Handbooks)

思ったけど、ドライゼク氏が熟議民主主義+環境政治ならば、僕は熟議民主主義+ジェンダー政治で行こうじゃないか、と。まあ、思わなくても、そうなっているところはあるわけですが(笑)