@本郷

 昨日は、本郷での研究会。その前の2限の授業を終えて、すかさず(と言っても20分くらいかかる)大学を出て名駅へ。おかげで一番最後に着くはずが、主宰者の一人のUさんに次いで2番目に会場に到着しました。
 昨日の報告は、Nさんの「性売買」についてのもの。僕自身が敬して(?)遠ざけていた問題で、いろいろと頭を悩ませました。そしてこの研究会の主題を自分なりにどうやって表現するか、という点についても、同じように、というかそれ以上に頭を悩ませました。
 他の言葉で代替できない言葉としての「希望」の意味と、それが明確になったとしてそれを自分の手持ち+アルファの見取り図の中にどのように位置づけるかということ、真面目に考えなければならないようです。
 ある方がおっしゃった「所与の『希望』を問い直す作業としての希望学」(大意)という観点には、ちょっとピンとくるところがありました。ただ、これだけだと、従来の議論で言うところの「虚偽意識」とか「適応選好」の問題とも言えます。もちろん、それはそれで構わないのですが、やはり概念が代替可能であることがやや気になります。