研究
下記のように、第19回東海地区政治思想研究会を開催します。ご関心をお持ちの方はどなたでも参加できます。 第19回東海地区政治思想研究会のご案内 ○日時 2015年6月25日(木)17:30〜19:00 ○会場 名古屋大学法学研究科会議室(法学研究科…
今週末に名古屋大学で福祉社会学会の第13回大会があり、その中の「開催校企画シンポジウム 福祉社会学と学問的隣人との対話」で報告することになっています。 で、その報告レジュメを昨日ようやく完成させた次第です。いわゆるフルペーパーでなくてよいそ…
以下のように、第13回社会政治研究会(Social Politics Forum)を開催します。どなたでもご参加いただけます。 ■日時 2015年5月21日(木)17:30〜19:40■会場 名古屋大学全学教育棟(情報文化学部)北棟4階406(多目的講義室) (www.sis.nagoya-u.ac.jp/acc…
雑誌Democratic Theory, 1 (2) 2014に、小林やす子さんとの共著論文が刊行されました。日本における民主主語の現状を、「個人化」に伴う自由民主主義の基礎の動揺と、その下で新たに生じつつあるいくつかの民主主義の形態(ポピュリズム、熟議民主主義、抗議…
近刊メモPublic Participation for 21st Century Democracy (Bryson Series in Public and Nonprofit Management)作者: Tina Nabatchi,Matt Leighninger出版社/メーカー: Jossey-Bass発売日: 2015/04/30メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る…
前から気になっていたDemocratizing Inequalitiesを購入。Democratizing Inequalities: Dilemmas of the New Public Participation作者: Caroline W. Lee,Michael McQuarrie,Edward T. Walker,Craig Calhoun出版社/メーカー: NYU Press発売日: 2013/12/11メ…
井上彰さんと共編の『政治理論とは何か』風行社、2014年、が刊行されました。目次などは以前のエントリをご覧ください。政治理論研究者と隣接分野研究者による「政治理論とは何か」についての論考を集めた論文集です。政治理論とは何か作者: 井上彰,田村哲樹…
以前に頂いた柏木惠子『おとなが育つ条件――発達心理学から考える』岩波新書、2013年、を読んでいる。柏木先生の家族論/夫婦論には、納得するところが多い。 たとえば、夫婦間の(ディス)コミュニケーションに関する、以下のような記述。 先に夫と妻は同じ…
歳をとったせいか、最近「学風」というものについて、考える/考えざるを得ない機会がよくある。学風などいらないという向きもあるかもしれない(どこの大学・機関でも同じように研究がなされ、教育が提供されるべき)が、僕はそうは思わない。やはり、大学…
William Smithという研究者の本など。Civil Disobedience and Deliberative Democracy (Routledge Innovations in Political Theory)作者: William Smith出版社/メーカー: Routledge発売日: 2013/05/16メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を…
直前になってしまいましたが、以下のように第18回東海地区政治思想研究会を開催します。どなたでも参加できます。 ○日時:2015年3月26日(木)17:30〜19:00 ○場所:名古屋大学法学研究科会議室(法学研究科本館1階) ○報告:梅川佳子(名古屋大学研究員)「S…
David Howarth編のErnesto Laclauの論文を集めたアンソロジー。Ernesto Laclau: Post-Marxism, Populism and Critique (Routledge Innovators in Political Theory)作者: David Howarth出版社/メーカー: Routledge発売日: 2014/09/24メディア: ペーパーバッ…
今日Uさんから教えてもらった、Ruth Abbey, The Return of Feminist Liberalism. リンク先はハードカバーだけど、ペーパーバックもキンドル版もあり。The Return of Feminist Liberalism作者: Ruth Abbey出版社/メーカー: Mcgill Queens Univ Pr発売日: 201…
以前に購入していた米盛裕二『アブダクション』勁草書房、2007年、を読み始める。第5章「科学的探究における帰納とアブダクション」の終わりの方までと、第6章のミルについての叙述のところを読了。全体の半分ちょっとというところ。アブダクション―仮説と発…
下記のように、第17回東海地区政治思想研究会を開催します。どなたでも参加できます(事前予約等は不要です)。 日時:2015年1月15日(木)17:30〜19:00 会場:名古屋大学法学研究科会議室(法学研究科本館1階) 報告:鈴木規夫(愛知大学国際コミュニケー…
日本政治学会の英語版オンラインジャーナル、Japanese Political Science Review, Vol. 2, 2014,に、拙稿 Rethinking Grassroots Participation in Nested Deliberative Systemsが掲載されました。社会運動と親密圏について、熟議システム論の知見をさらに発…
Stoker, Guy Peters, Pierre編のThe Relevance of Political Science, Palgrave, が2015年4月刊行予定。Palgrave社における紹介サイト。The Relevance of Political Science (Political Analysis)作者: Gerry Stoker,B. Guy Peters,Jon Pierre出版社/メーカ…
ご報告が遅れましたが、先週末は、法政大学で行われた『岩波講座政治哲学』完結記念シンポジウムに参加してきました。全6巻のこの講座、ささやかな貢献ながら僕も執筆者の一人です。 佐々木毅先生(前半三巻)と千葉眞先生(後半三巻)による報告は、僕には…
拙稿「熟議と参加――リベラル・デモクラシーを超えるのか」所収の、川崎修編『岩波講座政治哲学6 政治哲学と現代』岩波書店、2014年、が刊行されました。同講座全6巻がこれで完結です。政治哲学と現代 (岩波講座 政治哲学 第6巻)作者: 小野紀明,川崎修,川出…
週末は、京都と東京で研究会が二つありました。一方は経験的研究系のメンバー、もう一方は思想系メンバーですが、どちらもとても勉強になります。
昨年度から、ある社会調査系の研究プロジェクトに混ぜてもらっています。今日(というか昨日)は、その調査項目確認のための会議でした。 このプロジェクト、ある人に誘ってもらって加えてもらったのですが、ことの性質上、僕自身が積極的に何か貢献するとい…
故あって、途中で止まっていたロイ・バスカー(式部信訳)『科学と実在論』法政大学出版局、2009年、を再び読み始める。第1章「哲学と科学的実在論」まで。科学と実在論―超越論的実在論と経験主義批判 (叢書・ウニベルシタス)作者: ロイバスカー,Roy Bhaskar…
第12回社会政治研究会(Social Politics Forum)を、以下のように開催します。 どなたでも参加自由です。今回は英語での報告ですが、ぜひどうぞ(質問は日本語で構いません)。 日時 2014年10月31日(金)17:30〜19:40 会場 名古屋大学全学教育棟(情報文化…
Deliberation, Democracy, and Civic Forumが近刊。Deliberation, Democracy, and Civic Forums: Improving Equality and Publicity作者: Christopher F. Karpowitz,Chad Raphael出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2015/01/27メディア: Ki…
名古屋大学のリポジトリで公開した三つの小論へのリンクです。うち二つのは既にこのブログで紹介していますが、リンク先はまとめて表示してありますので、多少は便利です。
全国憲法研究会の秋季研究大会で、「立憲主義・代表制・熟議民主主義」という随分大きなタイトルで報告しました。 憲法学者ばかりの集まりで話すのは初めてで、始まる前は少々緊張しました。また、そのため気負って内容を詰め込み過ぎてしまい、端折りながら…
遅ればせながら、先週末は早稲田大学での日本政治学会に出席しました。土曜日の午後は、ちょうど刊行の『政治理論とは何か』(風行社、2014年)とのタイアップで分科会「政治理論とは何か」を企画し、僕は司会を務めました。報告が河野勝(早稲田大学)、盛…
10月10日(金)17時から、友人の研究者たちが運営に関わっている「政治研究者フォーラム」の第7回研究会があるということで、ご紹介しておきます。どなたでも参加できます(ただし、参加費1000円必要です)。=======================…
以前に書いた小論(エッセイ)を大学リポジトリで公開するシリーズの第二弾です。 拙稿「溶解する社会に、いかなる連帯か」『生活経済政策』第130号(2007年11月号)、2007年、を刊行元の生活経済政策研究所の許可を得て、名古屋大学学術機関リポジトリで公…
以前に書いた小論「民主主義と社会保障を結びつけること――『もう一つの民主主義』のために」『學士會会報』884号、2010年9月、を名古屋大学の学術リポジトリで公開しました。4年前のエッセイですが、ダウンロードしてご覧いただけます。