備忘メモの続き

数日前のエントリの続き、ということです。


ゲラは戻して、多分これでOK。予定通り4月下旬、かな。


 テープ起こしチェックも昨日終了。やはり、質疑応答のところは我ながらキビシイ。よくみんなテープ起こしで対談・鼎談・座談会とかやるなあ、と思う(まあ、今回のはどっちかというと純アカデミック・マターではなくて、半分アドミニ・マタ―ですが)。しゃべること(しゃべり言葉)と書くこと(書き言葉)が基本的にほぼ一致している人は、writingだろうとspeakingだろうと、どっちでも構わないのかもしれないけど、僕のように、両者が全然一致しないというか、しゃべりだとかなりぐだぐだというか文章を書くようにしゃべれない人には、テープ起こしはキツい。


 某イントロも、とりあえず書き終える。ただ、字数が・・・。余談だけと、字数を減らすのに一番手っ取り早いのは、語尾をいじるなどの他に、参考文献の数を減らすことだと思う。早い話、文献リストから文献を一つ減らせば、それだけで行数が1〜数行節約できてしまうからだ。一つで3行くらい取っている(というのは、論文集所収の論文だと、著者名、論文名、編者名、著作名とたくさん情報があるから)論文集所収の文献(論文)を3つ減らせば、それだけで10行くらい劇的に(?)減ってしまう。だから、字数を減らす時は、どうしても、言及している文献数を見直そうという発想が出てきてしまう(そんなことないですか?)。
 でも、そうやってレファレンスを減らすと、全体的にその論文がちゃちなものに見えてくる可能性があるし、何より、引用すべき文献を引用していない、ということになる恐れもある。学者の中には、「どうしてこのテーマで「あの」(この中には「私の」も含む)文献が引用されていないのか!?」と「問題視」(「私の」の場合は非難?)する人もいるので、文献リストの整理縮小は、結構リスキーなのである。
 また、そもそも僕は、いろいろ文献を見て、いろいろな参照・引用を試す中で、アタマが活性化して、文章が書けるようになるタイプなのである。学者の中には、そういうタイプではない人も(結構?)いるはずなので、そういう人にとっては、「あらかじめ読んだ必要最低限の文献に絞り込んで文章を書くのは当然だ(だって、いっぱいリファーしてもどうせ後で削るのだから)」ということになるかもしれない。が、自分には、そのような整理整頓のされた思考と執筆はできないので、よけいに面倒くさいのだ。まあ、別の言い方をすれば、単に勉強不足のまま執筆に取り掛かっているだけ、とも言えるのだが。


で、直近のものとしては、某論文構想が残っている。あと数日!!!