ミニカー

 妻が仕事で出かけて、子どもと一緒にいます。買い物に行って、ミニカーを買ってきました。普通のヤツと一緒に、自分用に一台、昔のもののレプリカを買ってみました。マツダ・コスモAPリミテッドです。1977年発売です。いわゆる「コスモ」です(といっても、どの「コスモ」かわからないでしょうけれども。実物を見れば分かる人にはわかる)。当時のトミカのカタログまでついていて、それがまた懐かしい。
 それを見ていて、あるなぞが解けました。常々、最近のミニカーがどこか安っぽくなった(失礼)ような気がしていたのです。その理由は、シャーシのディティールが粗くなったことにあるのかなあ、と思っていたのですが、実は、シャーシの素材そのものが変わっていたのでした。以前は、亜鉛合金でできていたのです(もしかしたら、そうでないものもあったかもしれませんが)。それが、今のはプラスチック(か、それに似た素材)です。だから、昔のものの方が、重量感があるし、シャーシが銀色に光ってきれいです。これが、安っぽく思えた原因なのでしょう。
 ミニカーは、300円くらいで、それくらいでつくるにはMade in Chinaであっても、ダイキャスト製はキツいのでしょうね。
 余談ですが、実家には、自分の子どものころのミニカーが10台くらいまだ残っています。わりときれい目のものを残していたのでした。ちゃんと保存していきたいと思います。