結婚と子どもを持つことについてほんの少し

 今日は午前中、日進市男女共同参画市民講座で、「家族関係のゆくえ」について話をしました。といっても、僕はもちろん家族論の専門家ではありません。半分くらいは。自分の家族の話をしました。我が家は、事実婚(非法律婚)で、二人の子どもも、姓が別々です。そういう話などをネタに、家族といっても、何から何まで一緒である必要はないし、もし家族間で仲良くしたければむしろ互いに距離を取る態度をとるのが良いのではないか、といったことを話しました(そのつもり)。聞いていただいた皆さんは、どのように思われたのでしょうか?準備にご尽力いただいた、日進市の職員の皆さん、そして「もうやっこ」スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。
 夜は、学部・大学院の後輩にあたる女性の結婚式の二次会で名駅名古屋駅のことを名古屋ではこのように呼ぶ)に。僕が学部5年生(留年した)のときにお邪魔していたゼミの後輩の女性たち二人にもかなり久しぶりに再会。二人ともちゃんと仕事を続けていて、よかったです。労働の価値を至上化するのにはもちろん反対ですが、あまりにも多くの女性が仕事を辞める/辞めざるを得ない現状では、女性が仕事を続けていることには敬意を表したい気持ちになります。最終的には、男性がもっと家事・育児・介護をする/できる社会にしていくことが最も大事だと思ってはいますが、それはひとまず置いておきましょう。
 とはいえ、子どもをどうするか、ということはやっぱり多少なりとも迷うみたいです。子どもが欲しくないわけではないが、実際子どもが生まれた時に仕事をしながら子育てをやり続けられるのかと考えると、やっぱり悩んでしまうでしょうね。でも男性たちの多くは、こういう悩み方をほとんどしないと思われます(こういう風に書いても、自分が高みに立っているつもりはありませんので、念のため)。結婚あるいは出産で、女性は仕事との関係を否応なしに考慮させられますが、大抵の男性はそういうことを考慮しません。男女間のこのギャップ、どうやったら埋まるのでしょうか。 
 もうかなり(!)眠いので、いろいろ考えたいことはありますが、やめておきます。おやすみなさい。