ディナー

 昨日は、John S. Dryzek教授のご自宅でディナー。といっても、学科・プロジェクトのメンバーとその家族が集まり、参加者はなんと、総勢40名以上!
 この人数が入るのか、全部庭でやるのかな、と思いながら出かけたところ、まあ、何とかなりました(笑)。
 何も持ってこなくていいということだったのですが、それでもこの人数だしなあと思い、ビールを1ダース持っていきました。あと、イスも2脚(足りないということだったので)。
 ジョンの家は、閑静な、明らかに高級住宅地っぽいところにありました。食堂とリビングが広くて、そしてテラスもあって、収容能力は全く問題なし(うらやましい)。
 この人数で料理はどうするのかなというのも、気になっていました。しばらくは、おつまみのパン、ナッツ、(ポテト)チップスと、お酒で歓談し、その後、パスタ、ラザニア、サラダなどで食事、最後にケーキ、という感じでした。なるほど、これなら(分量は多くても)何とかなりそうです。ラザニアは、大きめのオーブンで焼いてしまえばよいわけですし(と書くとなんだかあれですが、おいしかったですよ!)。しかも、紙皿で、みんなで順番に取り分けてね、というスタイル。
 日本だと、お客さんが来るとなると、多種多様な料理を準備しなければ…と、つい力んでしまいますが、こちらでは(こちら以外でも?)、やっぱりちょっと違うなあと思った次第です。そして、セミナーなどの後でのドリンクでも思いますが、食前酒の時間が長いですよね。
 ジョン自身も、料理の仕込みそのものをどこまでやったのかはわかりませんが、頻繁に台所に立って準備をしていました。さすがです。パートナーの方も、すごく若々しい印象で、最初一瞬びっくりしました。
 それにしても、デザートのチーズケーキは、強烈に濃厚でした!濃厚ということはものすごくおいしいわけですが(あっさりさっぱりの日本ではもうたべられないだろうというくらいの)、同時に、ものすごくおなかにたまるということでもあります(笑)。いや、でも、味は本当に「これこそチーズケーキの醍醐味」みたいな感じでした。なお、ドライゼク家の名誉(?)のために申し上げておくと、彼らはベジタリアンで、ご夫婦も娘さんも(息子さんもいるらしい)、全くオージーらしからぬスマートさなんですよ。
【追記】
「オージー」と書きましたが、ドライゼク氏は、オーストラリア出身ではないので(少なくともご本人はイギリス出身)、少なくともご本人は「オージー」とは言えないですね。