B. Geddes, Paradigms and Sand Castles, 2003の第2章Big Questions, Little Answersをざっと。
- 作者: Barbara Geddes
- 出版社/メーカー: University of Michigan Press
- 発売日: 2003/08/12
- メディア: ペーパーバック
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研究者は、しばしば暗黙のうちにであれ、常に自分自身に問いかけてもいなければならない。私は何を考えているのか。私はこれを信じるのか、と。学生(students)は、他の人が何を考えているのかを常に心配することによっては、世界に対する自律的な反応を発展させることはできない。彼ら/彼女たちは、自分自身が何を考えているのかを心配し、何かを考えているということを確かめなければならない。科学という仕事は、他人に左右される人(the other-directed)には向かない。情報を集めいろいろなモデルに慣れ親しむことを通じて得られる思考が次第に増加することは、自分自身の創造的なアイデアと科学的に重要な発見の基礎となるだろう。(p. 35)
理論研究でも同じだろうなと思う。やっぱ、だいたいわかった気になったところで、そこから次に自分はどうするか、というところを考え抜かないといけないんだよなあ。そうしないと、ただの紹介とまとめになってしまう。