4日目

語学4日目です。昨夜、スカイプで話していたら、妻に、「そんなに英語ができないできないって言わなくてもいいんじゃないの。そういう話ばっかりしているから、子どもたちもDSやりに行っちゃうし…」と言われて、少々カチンときてしまった、ワタクシです。
 少々反省していますが、「できないできない」とネガティブに言っているのは、自分の発奮材料でもあるのです。いえ、半分は、自己防衛かもしれませんけれども。
 それに、もちろん子どもたちと話したいときもありますが、妻ともちゃんと話をしたいんですよね。日本にいるときは、僕たちはよく話をしていたつもりなので。まあ、当然、それでケンカになることもあるわけですが、でも、対話がないよりはずっとよいことだと信じています。日常生活が何も語らずことをしないで平和に過ぎていくとは、僕には思えません。それは、しばしば、平和に過ぎているように「見える」だけであって、気がついたら気持ちが離れていたとか、相手のことが何もわからなくなっていた(という風に思うようになった)とか、そういうことになるのではないかと思います。
 というわけで、日常生活における熟議・対話も、大事なのです(手前味噌)。もちろん、それが「よいもの」になるための考察は必要ですけどね。

 さて、語学学校の方ですが、「昨日よりは慣れた」という感じです。明日も「今日よりは慣れた」と言えるようになることを願っています。進歩オプティミズムでしょうか(笑)。それはともかくとして、落ち着いて対応できるようになったような気はします。それに、クラスメイトも、別に完璧なのではなくて、ヒアリングやスピーキングはできていても、ペーパーワークではそうでもなかったりとか、そういうこともあるよねと実感しました。まあ、ヒアリングは間違いなく、ダメな方だと思いますがw
 それに、厳格な先生も、新入りには少し気をつかってくれているようです。その一環なのか、終了後に、「このクラスでやるのはちょっとハードか?」と聞かれてしまいました。が、ここは日本人らしく(?)、「確かにハードな面もあるけど、でも頑張る!」と答えてしまいました。「ハードです」と言うと、「降格」されたのでしょうか??
 しかし、実際、新しいことを勉強するのは常に「ハード」なわけですからね。

 終了後、研究室に行くと、プロジェクトアシスタントのアレサンドラから、ウェブサイト刷新の際に、「Tamura san」(彼女は日本語が少しできる)の情報もアップするから、プロフィールを送ってくれ、というメールが来ていました。
 熟議民主主義ウェブサイトの刷新のことは知っていましたが、僕はビジターなので関係ないかなと思っていたのです。が、滞在期間が長いのと、勤務校のサイトが日本語中心なので、こちらでページを作ってくれる、とのこと。
 英語で発信する業績がないのが悔やまれますが(自業自得)、自己紹介の作文をし、業績の一部のリストを作って、写真と一緒に送りました。遅くとも今月中には、更新されるのではないでしょうか。

 さて、明日は午前中に、政治学プログラム(政治学科)ビジターたちの歓迎「モーニング・ティー」をやってくれるそうなのですが、僕は語学学校で行けません(ただ、休憩時間に行けるかもしれないけど、5分くらいで戻ることになりそう)。

 語学学校では、月曜朝までの宿題として、エッセイの執筆が出されました。きのう書いた宿題が応用できそうですが、しかし、週末には、日本語の仕事も処理しなければいけないので、プレッシャーが高まっています。あ、またネガティブな感じになってしまいましたが、もちろん、発奮するためですよ。

 最後に、テキストを購入する際に、遅ればせながらコープ(生協)に入りました。その場で申し込み用紙を書いて20ドルの組合費を払えば、会員カードはその場で発効で、その時の買い物から会員価格でした。といっても、専門書を生協のブック・ストアでどのくらい買うことになるか、まだちょっとわかりません。