UFMG行き

 この間、ブラジルはミネスジェライスにある、ミネスジェライス連邦大学(UFMG)を訪問していました。現地で、熟議民主主主義に関するセミナー講演2つ、日本の男女共同参画政策に関する講演1つ、合計3つの講演を行ってきました。
 UFMGには、熟議民主主義関係の研究者も多く、何人かの人とは、食事を何度かする機会があり、最近の熟議民主主義研究の動向について有意義な議論もできました。
 また、ブラジルの(国立)大学の状況についても話を聞くことができました。教員の学内行政が多いことや博論の審査プロセスの進め方など、日本の大学とかなり似ているような気がしました。英語が母語ではないところで、英語圏の研究者に混じって研究していくことの意義と困難についても、相通じるところがあるように思いました。
 僕にとってはもちろん初めてのブラジル行きで、ポルトガル語も「Obrigado」くらいしかわからないのですが(でも「サイエンス」とかわかるようになりましたが)、とても有意義な機会になったと実感しています。
 僕を招待してくれたのは、熟議民主主義研究者で友人のRicardo F. Mendoncaと、Centre for East Asia StudiesのDawisson Belem Lopesです。お二人には、宿泊やフライトの手配から現地での様々な便宜まで、様々な形でご尽力いただきました。特に、リカルドには、本当にお世話になりました。この場でも、深く感謝申し上げます。