レジュメの分量について

 授業で配付するレジュメについて、どのくらいの分量のものを配るかというのは、大学教員の悩みどころの一つではないでしょうか(別に悩まない、という人もいるかもしれませんが、それはまあそれということで)。
 僕の場合、授業の感想でよく出てくるのは、「レジュメが詳しすぎて、話がその内容通りになり、ノートをとる必要もあまりないため、つい眠くなってしまう。なので、もう少し、詳しくない(=書き込む作業が必要な)レジュメにしてはどうか」というものです。
 うむ、まあ、一理あるのですけどね。でも、だからといって、A4一枚に4つか5つの項目だけを書いておけばよい、というわけではもちろんありません。その辺のころあいというか、さじ加減というか、そういうものがなかなか難しいのです。
 と、書きながらも、僕の場合、研究発表のレジュメもついつい詳し目、市民講座の配布資料も左に同じく、というわけで、すっかり長いレジュメが板についてしまっています。
 いや、困ったものです。今後はどうしましょうかね。