再読

下記の論文を再読。

宮本太郎「福祉国家の労働支援とジェンダー平等」『女性労働研究』第47号、2005年。 

 短い論文ですが、さすが宮本先生、福祉国家研究において常にパイオニアです。ジェンダー論的な比較福祉国家研究の最先端のトピックを掴まえていらっしゃいます(と僕は思います)。幸い(?)、このジャンルでの文献のフォローはまだ十分ではないと思われることが救いです。でも、時間の問題かな。
 しかし、ベーシックインカムジェンダー平等との関係について書かねばならなかったかなあ(自分が)、という反省というか気がかりも。どうしたものか。