色々引き受けすぎなのか、と一瞬悩む

 最近、少しずつ依頼される仕事が増えてきました。原稿もそうですが、市民講座など講師や行政関係のお仕事とかも、です。根が小市民なのか、同じようなことかもしれないが単に気が弱いのか、依頼されるとつい光栄なことだと思って引き受けています(もっと多くの仕事をされている方に派たいしたことないんでしょうけれども)。でも、気がついてみると結構いっぱいになっていたりして・・・。日頃の自転車操業ぶりにさらに拍車をかけ、それでもこなしきれないんではないか、などと少し思い悩む今日この頃です。
 で、実際、引き受けようかどうしようか考えていて、別の仕事が後手にまわるとか・・・。今週はその後手にまわした仕事たちがこなし切れるかどうか、かなりギリギリの状態になってきました。昨日一日中考えていた仕事(実はたいしたことないのですが)はどうにか終わらせましたが、これからどうなるか。
 クラウス・オッフェよろしく、「労働の価値の相対化」とか、そのための「ベーシック・インカム」とか言っているのに「実践」が伴わないなあ、と改めて思った次第。エコロジー関係が専門のある研究者は、「スローな」生活を実践していて、論文執筆は原則一年に一本と決めている、とか。「小」ではない「市民」であるなあ、と素直に恐れ入ります。
 もっとも、以上は、「もう仕事を依頼するな」という意味ではありませんので、念のため。 
 ところで、昨日の学部ゼミ、力作の報告があって個人的には面白かったです。N君、北田さんの『責任と正義』をどのように乗り越えるか、今後も期待してますよ。でも、内容的にはちょっと難解だったせいか、討論は、みなさんおとなしめだったですね(無理ないか?)。来週で今年度のゼミも終わりです。発言少な目の人は、奮起してください。期待してます。