頂きもの

ブログのデザインを、以前のものに近いものに変更して、少し慣れてきました(笑)。
いくつか頂きものです。


1)著者のみなさんから、田中愛治編『熟議の効用、熟慮の効果――政治哲学を実証する』(勁草書房、2018年)を頂きました。どうもありがとうございます。早稲田大学を中心としたグループによる熟議の実験の成果をまとめたものです。

熟議の効用、熟慮の効果: 政治哲学を実証する

熟議の効用、熟慮の効果: 政治哲学を実証する

2)やはり著者のみなさんから、松元卓也・山本圭編著『〈つながり〉の現代思想――社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析』(明石書店、2018年)を頂きました。どうもありがとうございます。早速、山本圭さんと乙部延剛さんの論考を拝読しました。

〈つながり〉の現代思想―社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析

〈つながり〉の現代思想―社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析

  • 作者: 淵田仁,乙部延剛,大久保歩,柿並良佑,比嘉徹徳,信友建志,松本卓也,山本圭
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2018/04/05
  • メディア: 単行本
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3)これも著者のみなさんから、三浦まり編『社会への投資――〈個人〉を支える〈つながり〉を築く』(岩波書店、2018年)を頂きました。どうもありがとうございます。いわゆる「社会的投資論(social investment)」をベースにしているのですが、「社会への投資」という用語にしたことには、「個人」への焦点とならないようにとの理由が込められているとのことです。

社会への投資――〈個人〉を支える 〈つながり〉を築く

社会への投資――〈個人〉を支える 〈つながり〉を築く

4)編者の大西裕先生から、大西裕編『選挙ガバナンスの実態 日本編――「公正・公平」を目指す制度運用とその課題』(ミネルヴァ書房、2018年)を頂きました。どうもありがとうございます。昨年刊行の『選挙ガバナンスの実態 世界編』(ミネルヴァ書房)とセットで読むべき本です。

選挙ガバナンスの実態 日本編:「公正・公平」を目指す制度運用とその課題

選挙ガバナンスの実態 日本編:「公正・公平」を目指す制度運用とその課題

頂きもの

1)編者の佐藤満先生から、佐藤満編『政策過程論――政策科学総論入門』(慈学社出版、2018年)を頂いておりました。どうもありがとうございます。立命館大学政策科学部のスタッフによる教科書です。

政策過程論―政策科学総論入門

政策過程論―政策科学総論入門

2)著者の皆様からということで、黒川みどり・山田智編『竹内好とその時代――歴史学からの対話』(有志舎、2018年)を頂きました。どうもありがとうございます。次にご紹介の単著を書かれた、田澤晴子さんが「明治維新論の展開」を寄稿されています。
竹内好とその時代 歴史学からの対話

竹内好とその時代 歴史学からの対話

3)田澤晴子さんから、『吉野作造と柳田国男――大正デモクラシーが生んだ「在野の精神」』(ミネルヴァ書房、2018年)を頂きました。どうもありがとうございます。博士論文にいくつかの論文を加え、加筆修正されたものです。
吉野作造と柳田国男:大正デモクラシーが生んだ「在野の精神」 (シリーズ・人と文化の探究)

吉野作造と柳田国男:大正デモクラシーが生んだ「在野の精神」 (シリーズ・人と文化の探究)

新しい生活

 新しい生活が始まります。3月で高校を卒業する長男が大学に合格し、東京で一人暮らしを始めることになりました。そのための準備で、ここの所少しあわただしい感じでした。
 大学合格はもちろんうれしいことなのですが、親としては、18年間一緒に暮らした子どもの「旅立ち」を少し寂しく感じるところもあります。でも、本人は、大学生として「新しい生活」を始めるつもりで、この間勉強してきました。もう飛び立つ準備はできていたのでしょう。振り返れば、僕自身も高校生の頃、実家のある広島から出ていくことだけは決めていました。そんなものなのかもしれません。あれから30年近い時が流れて、今度は我が子を送り出す側になりました。
 「新しい生活」が始まるのは、長男だけではありません。引き続き名古屋に暮らす僕たちにとっても、です。まだ次男がいますが、家の中の雰囲気は少しだけ変わるかもしれません。こうやって、少しずつまた二人での生活に戻っていくのかな、などとも思っています。どんな「新生活」になるでしょうか。

頂きもの

最近頂いたものの一部です。
1)小野一さんからは、『脱原発社会を求める君たちへ』(幻冬舎ルネッサンス新書、2018年)を頂いています。どうもありがとうございます。『地方自治と脱原発』(社会評論社、2016年)など、近年「脱原発」についての研究を(も)進められている小野さんが、この問題について、できるだけ平易な形で書かれた本です。

脱原発社会を求める君たちへ (幻冬舎ルネッサンス新書)

脱原発社会を求める君たちへ (幻冬舎ルネッサンス新書)

2)本多真隆さんからは、『家族情緒の歴史社会学――「家」と「近代家族」のはざまを読む』(晃洋書房、2018年)を頂いております。どうもありがとうございます。博士論文をもとにしての刊行です。家族と/の民主主義に関する考察も含まれています。
家族情緒の歴史社会学

家族情緒の歴史社会学

3)今井貴子さんからは、『政権交代の政治力学――イギリス労働党の軌跡1994-2010』(東京大学出版会、2018年)を頂いております。イギリス労働党のブレア政権からブラウン政権までの展開を分析されています。
政権交代の政治力学: イギリス労働党の軌跡 1994-2010

政権交代の政治力学: イギリス労働党の軌跡 1994-2010

4)坪郷實先生からは、『環境ガバナンスの政治学――脱原発とエネルギー転換』(法律文化社、2018年)を頂きました。どうもありがとうございます。『脱原発とエネルギー政策の転換』(明石書店、2013年)に続き、「脱原発」関連の本です。
環境ガバナンスの政治学: 脱原発とエネルギー転換

環境ガバナンスの政治学: 脱原発とエネルギー転換

5)大西弘子さんからは、上田道明編『いまから始める地方自治』(法律文化社、2018年)および、石田徹・上田道明・伊藤恭彦編『ローカル・ガバナンスとデモクラシー』(法律文化社、2016年)を頂きました。ありがとうございます。大西さんは、『いまから』では、第4章「起業という選択もあり?――ソーシャル・ビジネスの台頭、第9章「格差社会はしょうがない?――社会保障の型と自治体の取り組み、第17章「国と自治体が対等になった?――地方分権改革の意味」を執筆されています。『ローカル・ガバナンス』には、「分権の先の自治――ポリセントリシティという評価軸」を寄稿されています。
いまから始める地方自治

いまから始める地方自治

  • 作者: 上田道明,栗本裕見,桑原武志,大西弘子,柏原誠,水谷利亮,平岡和久
  • 出版社/メーカー: 法律文化社
  • 発売日: 2018/03/06
  • メディア: 単行本
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ローカル・ガバナンスとデモクラシー:地方自治の新たなかたち

ローカル・ガバナンスとデモクラシー:地方自治の新たなかたち

  • 作者: 石田徹,伊藤恭彦,上田道明,大西弘子,柏原誠,桑原武志,藤井禎介,水谷利亮,栗本裕見
  • 出版社/メーカー: 法律文化社
  • 発売日: 2016/01/27
  • メディア: 単行本
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頂きもの

菊池理夫先生から『社会契約論を問いなおす――現代コミュニタリアニズムからの視座』(ミネルヴァ書房)を頂いておりました。南山の紀要に連載されていた論考をまとめられたものです。どうもありがとうございます。

社会契約論を問いなおす:現代コミュニタリアニズムからの視座 (MINERVA人文・社会科学叢書)

社会契約論を問いなおす:現代コミュニタリアニズムからの視座 (MINERVA人文・社会科学叢書)

頂きもの

やはりはてなブログへの移行にまだ慣れないのか、ブログ更新をついつい放置してしまいました。とりあえず、この間に頂いた本のご紹介です。

1)樋口陽一先生から『抑止力としての憲法』(岩波書店)を頂いておりました。この年齢でのご活躍に、ただただ頭が下がります。

 

抑止力としての憲法――再び立憲主義について

抑止力としての憲法――再び立憲主義について

 

 2)小野塚知二先生から『経済史』(有斐閣)と、梅津順一・小野塚知二編『大塚久雄から資本主義と共同体を考える』(日本経済評論社)を頂いておりました。どうもありがとうございます。

 

 

 

大塚久雄から資本主義と共同体を考える

大塚久雄から資本主義と共同体を考える

 

 3)大屋雄裕さんから、『裁判の原点』(河出ブックス)を頂きました。どうもありがとうございます。

 

裁判の原点:社会を動かす法学入門 (河出ブックス)

裁判の原点:社会を動かす法学入門 (河出ブックス)

 

 4)寄稿者の山田真裕先生と谷口尚子先生から、池田謙一編著『「日本人」は変化しているのか』(勁草書房)を頂いていました。どうもありがとうございます。

 

「日本人」は変化しているのか: 価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義

「日本人」は変化しているのか: 価値観・ソーシャルネットワーク・民主主義

 

 5)寄稿者の定形衛先生から、月村太郎編著『解体後のユーゴスラヴィア』(晃洋書房)を頂いておりました。どうもありがとうございます。

 

解体後のユーゴスラヴィア (シリーズ 転換期の国際政治6)

解体後のユーゴスラヴィア (シリーズ 転換期の国際政治6)

 

 

お買いもの

"everyday politics"関係の二冊。

 

The Politics of Everyday Life: Making Choices, Changing Lives

The Politics of Everyday Life: Making Choices, Changing Lives

 

 

 

Everyday Politics: Reconnecting Citizens and Public Life

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「思弁的実在論」というものが台頭しているようなので、少し勉強意志てみたい気がするのですが・・・。 

 

なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ)

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歓待について (ちくま学芸文庫)

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悪について (ちくま学芸文庫)

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議院内閣制―変貌する英国モデル (中公新書 2469)

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戦前日本のポピュリズム - 日米戦争への道 (中公新書 2471)

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虐待が脳を変える―脳科学者からのメッセージ

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