教員採用

今日は、政治学の新スタッフ採用のための候補者によるプレゼンテーションがあるというので、見学のよい機会と思って出席してきました。僕などでも出席してかまわないということでしたので。
時間は一時間で20分程度で研究内容について報告し、そのあと質疑応答。そして、そのあとに教育面について、どういう教育(科目とか、やり方とか)をするか/したいかを候補者が簡単に説明した後、やはり質疑応答。合計一時間弱くらいでした。
ANUの政治学系は、今年になって、従来のResearch School of Social Sciences (RSSS)の中のPolitical Science Programと、Faculty of Politics (School of Politicsだったかも)とが統合されて、School of Politics and International Relations (SPIR)になりました。従来は、RSSSは基本的にphDの指導だけで、学部(とマスターのかなりの部分)の授業はファカルティの方が持っていたのですが(ファカルティにもphDはいたらしい)、当然、新SPIRは、phDも学部も(もちろんマスターも)カバーします。というわけで、教育面では、研究者養成と学部教育と両方睨みながら選考することになります。ただ、そこはANUですから、研究者養成をやっぱり重視したそうな感じでした。
ちなみに、選考自体は、履歴書(CV),研究業績、面接、そしてプレゼンテーションで評価するみたいです。海外の候補者の場合は、プレゼンをスカイプでやることもあるようです(というか、実際、数名、スカイプでプレゼン予定になっていました)。