送別会など

金曜土曜は、二つの子どもたちの送別会を催していただきました。
まず、金曜日は、小学校が一緒のKさん宅にお招きいただきました。といっても、Kさんのところのお子さんは、上の男の子もまだ年長、下の女の子は3歳(だったかな)なのですが、上の子は、小学校前クラスですが、うちの子どもたちと同じところに行っているのです。
その子たちは、うちの子たちが遊びに来るのを楽しみにしているらしく、ありがたいことです。
今回は僕も、ケーキを持っていきました。そのケーキ、初めて入ったケーキ屋さんで買ったのですが、食べてみると、こちらのケーキの強烈な濃密さというよりは、日本のケーキのような甘さ控えめの味わいで、ちょっとびっくり。ああ、こんなケーキも売っているんだな、という感じです。
Kさんからは、子どもたちにANUのデイパックを頂きました。すごく記念になります。ありがとうございました。


そして土曜日。
お昼前に小学校にもう一度行き、校庭(といってもフェンスなどで区切られてなくて、出入り自由)で遊びました。長男が「学校で遊びたい」と言ったのです。恐らく、彼なりの「お別れの儀式」だったのでしょう。
そのあと、Dicksonというところのshopsに行き、何度か言ったことのある中華料理屋でランチ。ここは、それなりにこぎれいで、味も日本人好み(?)で、それなりのボリュームで、僕は結構お気に入りです。少し買い物をして帰宅。
夜は、日本人院生のみなさんたちに、子どもたちの送別会を催してもらいました。場所は、Kingstonというところにあるベトナム料理レストラン。ここは、与党労働党の人々が先の首相のケヴィン・ラッド氏を首相から下ろし、現首相のジュリア・ギラード氏を担ぐための画策について密談を行っていたという由緒ある(?)レストランなんだそうです。もっとも、「政治家が密談」とかいうと、日本では高級料亭を想像してしまいますが、このレストラン、こぎれいで洗練された雰囲気かつ料理もどこか上品な感じではありますが、基本的に普通のレストランです。ここでは、四方山話はできても、重要マターの「密談」はできないのではないかと思ったものですが、しかし、このレストランのある界隈のこういったレストランやバーに、政治家たちはよく集まっているんだそうです(しかも、政党によって集まる店が違うらしい)。よい意味でのカジュアルさに、なんだか好感がもてました。
皆さんからは、子どもたちに、サッカー・オーストラリア代表チーム(Socceroosという)のキャップを頂きました。どうもありがとうございます。よい思い出になります。
食事のあとは、4月に引っ越しされたばかりのKさんのお宅に移動し、お手製のケーキとクッキーをお茶とともに頂きました。Kさんの料理のスキルはすごくて、このたびのケーキも実においしかったです。
いろいろ長話している間に、子どもたちは寝てしまい、夜中になってから帰路に。しかし、外に出るとものすごい霧で、車の運転が少々いやかなり怖かったのでした。何しろ、ただでさえ真っ暗な上に、場所によっては霧が立ち込めていて、ハイビームにしても何も見えません(苦笑)。結果的に先導してくださった(もう一人の)Kさんのおかげで、何とか帰り道を見つけ、無事帰宅しました。


というわけで、来週後半に、子どもたちとともに一時帰国します。楽しみなような怖いような気がしておりますが。