今週のこと(1)

今週はいろいろとあったのです。とりあえず、その一部を書きます。


誠に遅ればせながら、今週から近くの教会で行われているANU関係者向けの英語教室に参加し始めました。週2回。費用は、お茶代(「ゴールドコイン」といって、つまり、金色の1ドルまたは2ドルコインを支払う)だけです。今のところ、ちょうどよい感じかなと思っています。ただ、一回目は自信がつき、二回目は、知らない単語頻出で落ち込みましたけれど。先生も、まめにホワイトボードや紙に単語を書いてくれるので、確認もできますし。

子どもたちの学校で、2回目にして最後となる保護者面談がありました。二人とも、(4月の2週間くらいの休みの後)5月からクラスが変わって先生も変わっています。
長男の先生は、彼の英語力がとても上がっていると褒めてくれました。以前は、何が重要で何がそうでないのかわからず、すべて同じようにしか受け取れなかったけれど、最近はフォーカスがつくようになっていると。そして、特にライティングの能力が上がっているといって、学校で書いたいくつかの短い作文を見せてくれました。確かに、文法やつづりはまちがっているけれど、ノートに10行くらい理解可能な文章をちゃんと書いています。立派立派。
先生は、半年で戻ってしまうのはちょっと残念ですねみたいなことも、たぶんおっしゃっていたと思います。そうですか、ありがとうございます。
算数もよくできるし、学校代表でマラソン大会も出たし(←書かなかったかもしれませんが、ちょっと前にあった)と、いろいろ褒めてくれて、ああよかったなと思いました。ここ数週間で、長男は明らかに学校に慣れたような雰囲気になっていて、彼の持っている力をよく表現できるようになってきたのだなあと思います。この子は、日本にいるときは、どうもいまいち自分をうまく表現できないところがあって、親子ともども歯がゆい思いをすることが時々ありました。でも、こちらに来たことで、きっと彼は何かをつかんだのではと思います。もっと大きくなって再び(今度は独りで?)来ることがあっても、きっと大丈夫だろうなと感じます。


さて、次男の方は、あいかわらず「シャイ」と言われてしまいました(苦笑)。前の先生も同じこと言っていたしなあ。。。まあ、やっぱり次男は、なかなか英語に溶け込めていなくて、自分から話したり行動したりしようとしないのだと思うのですね。
僕が、日本では、長男よりも次男の方が積極的でフレンドリーみたいに思われているんですよと先生に言うと、ずいぶんとびっくりされたようでした。まあ、そうでしょうねえ(苦笑)。
それでも、先生は、外でみんなと遊べるようになったと言ってくれましたし、算数もよくできるとのことでした。
これは先生も言っていたのですが、次男はperfectionistなところがあって、それが「シャイ」につながっているのだと思います。「自分は英語ができない」と自分で思っているので、話さないのですね。どこかの親(僕です)と同じ心性で、この子の性格は僕とそっくりだなあと思います。
でも、面談の後で、次男にスマイルで声を出してコミュニケーションすることは大事なんだよ。そうすれば、相手もスマイルで返してくれて、うまくコミュニケーションできるようになるんだよ…と言ったら、本人いわく、ここ数日は、返事をできるだけ声に出してするようになったようです。
そんな次男も成長したなと思うのは、何も言わなくても、野菜などを残さなくなったことです。前は、言わないとこっそりと(公然と?)残していたのですが、今は言わなくてもなくなっています。そして、彼は家で怒ると、ぷーっとなって、ドンドンとこれみよがしに足をふみならして、別の部屋に行ってしまったり、家を出て行ったりすることがあったのですが、最近は、それも抑えることができるようになっていると感じます。
次男もやっぱり成長したんだなあ、と思っています。


子どもたちはあと一か月で戻ってしまうのですが、この一か月でさらに成長するのではないかなと期待しています。