子ども

 数日前、妻とスカイプしていた時、次男が居間で寝ようとしているので、ちゃんと寝室で寝るように一緒に寝に行く、と彼女が言いました。そういえば、僕がこちらに戻って来てから、彼女はよく、「子どもたちは二人だけだとなかなか寝なくて、一緒に寝てあげないといけない」と言っていました。
 それを聞いた僕はいつも、そんなの2人で寝かしておけばいいんじゃない、そんなに気にかけてあげなくても・・・と思っていたのです。こちらにあの子たちがいる時も、しばしば(?)「もう寝てきなさい」と言って寝室に行かせていたので。
 でも、子どもたち、特にまだまだ小さい(といっても、もう小3ですが)次男からすると、寝る時くらいゆっくり安心していたい、という気持ちがあるのかもしれません。特に僕がいないので、日常生活は妻もギリギリのところで、バタバタとやっています。それは本当に申し訳ないことなのですが、子どもたちは文句も言わずに過ごしてくれているようです。でも、ゆっくり甘えたい時もあるのでしょう、それはやっぱりね。
 ところで、その次男は、長男に甘えるのも大好きなのです(笑)。妻の話によると、長男のフトンに入り込んだり、長男が寝転んで本を読んでいると(いや、それはよいことではないのですが)、その上に乗っかったりしているみたいです。次男を甘えんぼに育ててしまった自覚はあるので、そういう話を聞くと、とてもよく目に浮かびます。でも、長男はそんなくっついてくる次男を嫌がるでもなく、ちゃんと受け入れてあげているようです。長男は基本的に次男をいじめたことがないので(素晴らしい!)、これもとてもよく目に浮かぶようではあります。兄弟仲良く育ってくれて、本当によかったなと思います。
 なお、次男の名誉(?)のために言っておくと、彼は甘えん坊ですが、でも、自分より年下の子にはとても優しいのです。我々の間では、これはきっと、長男が次男をいじめたりしなかったからではないか、ということになっています。優しくされた人は、自分も優しくすることを学習するのではないか、ということです。よい兄弟に育ってくれました。