・Birte Siim, "Towards a Contextual and Gender Sensitive European Political Science?," European Political Science, Vol. 3, No. 2, 2004.

 1990年代に、フェミニストによる政治研究は、従来からの規範的認知と普遍的原理を問い直す「比較論的」および「言説論的」転回を果たした。フェミニストの政治研究は、文脈的で位置づけられたものであることとともに、差異の異なる諸形態に敏感であることを目指してきた。…この傾向は、比較研究、言説分析、そして規範的政治理論の間の創造的緊張関係と私が認識しているものによってもたらされている。(p. 98)