本年度最後の院ゼミは、ホネット『正義の他者』の後半でした。
- 作者: アクセルホネット,Axel Honneth,加藤泰史,日暮雅夫
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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とくに、「正義と愛情による結びつきとの間:道徳的論争の焦点としての家族」は、拙稿「フェミニズムは公/私区分を必要とするのか?」と問題意識が重なるところもあり、興味深く読みました。
また、「反省的協働活動としての民主主義:ジョン・デューイと現代の民主主義理論」も、(デューイ研究者がどう評価するのかは別ですが)よい論文であるように思いました。