頂きもの

 この間のいくつかの頂きものについてご紹介します。
1)井上弘貴さんから、『アメリカ保守主義の思想史』青土社、2020年、を頂いておりました。ありがとうございます。また、ご紹介が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

アメリカ保守主義の思想史

アメリカ保守主義の思想史

2)生澤繁樹さんからは、二冊頂いています。いつもありがとうございます。まずは、日本デューイ学会編『民主主義と教育の再創造――デューイ研究の未来へ』(勁草書房、2020年)です。生澤さんは、「社会・政治哲学としての『民主主義と教育』――子どもの教育から成人のための教育へ」を寄稿されています。
民主主義と教育の再創造: デューイ研究の未来へ

民主主義と教育の再創造: デューイ研究の未来へ

  • 発売日: 2020/12/10
  • メディア: 単行本
 もう一冊は、ヘレン・M・ガンター(末松裕基・生澤繁樹・橋本憲幸訳)『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』(春風社、2021年)です。

3)訳者のみなさまからということで、クルト・ドゥブーフ著、臼井陽一郎監訳、小松崎利明・武田健・松尾秀哉訳『トライバル化する世界――集合的トラウマがもたらす戦争の危機』(明石書店、2020年)を頂きました。どうもありがとうございます。

4)鎮目真人先生から、『年金制度の不人気改革はなぜ実現したのか――1980~2016年改革のプロセス分析』(ミネルヴァ書房、2021年)を頂きました。どうもありがとうございます。5)共編者の一人である山田高敬先生と、寄稿者の内記香子さんから、西谷真規子・山田高敬編著『新時代のグローバル・ガバナンス論――制度・過程・行為主体』(ミネルヴァ書房、2021年)を頂きました。どうもありがとうございます。
新時代のグローバル・ガバナンス論:制度・過程・行為主体

新時代のグローバル・ガバナンス論:制度・過程・行為主体

  • 発売日: 2021/01/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
6)著者の大井赤亥さんから、『武器としての政治思想――リベラル・左派ポピュリズム・公正なグローバリズム』(青土社、2020年)を頂きました。どうもありがとうございます。政治家の道を目指される大井さんが、現在の政治についてのこれまでの論考をまとめられたものです。7)編者の高橋良輔さんと山崎望さんから、『時政学への挑戦――政治研究の時間論的転回』(ミネルヴァ書房、2021年)を頂きました。どうもありがとうございます。編者のお二人、特に高橋さんが温められてきたテーマが結実した論文集だと思います。8)寄稿者の玉手慎太郎さん、内田智さん、伊藤恭彦先生から、新村聡・田上孝一編著『平等の哲学入門』(社会評論社、2021年)を頂きました。どうもありがとうございます。玉手さんは「健康と平等――健康格差の不当さについて考える」、内田さんは「グローバリゼーションと平等――『デモス境界線』問題の批判的考察を通じて」、伊藤先生は「税と平等」の章を、それぞれ執筆されています。個人的にも今ちょっと勉強すべきテーマで、大変助かります。
平等の哲学入門

平等の哲学入門

  • 発売日: 2021/01/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)