昨年12月に発足しました日本ミニ・パブリックス研究フォーラムは、多くの方々のご参加をいただき開催されました。日本におけるミニ・パブリックスの手法(討論型世論調査、コンセンサス会議、市民討議会など)に高い関心を寄せられたものです。また、ドイツから、ハンス・ルートガ―・ディーネル教授を迎え、特別講演していただきました。
さて、今年も下記の要領にて、第2回フォーラムを開催いたします。今回は、ミニ・パブリックスの代表的手法である市民陪審を開発し、世界中で実践してきましたジェファーソン・センターの所長であるカイル・ボチェンコ(Kyle Bozentko)氏を招き、特別講演をしていただきます。
多くの方々のご参加をお願いします。なお、参加ご希望の方は、下記の連絡先までご連絡ください。
【追記:第2部の報告者名を追加しました(12月7日)。】
1 日時 2016年12月10日(土) 13:30〜18:00
2 場所 東京工業大学 大岡山キャンパス 本館H111西9号館6階W9-607
(※会場を変更しました(12月6日)。下記リンク先の地図の20番の建物の6階です。)
http://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/ookayama.html
3 内容
13:00 受付開始
13:30〜13:40 開会の挨拶、趣旨説明
13:40〜15:10 第1部 特別講演「市民陪審とジェファーソン・センター」
ジェファーソン・センター所長 カイル・ボチェンコ氏
15:10〜15:30 休憩(意見交換)
15:30〜17:30 第2部 日本における研究と実践報告
1)DPの討議フォーマットと討議の質(グループ効果の分析をもとにして)(坂野
達郎・東京工業大学)
2)世界市民会議(世界気候変動)(池辺靖・科学技術振興機構)
3)愛知県豊山町での5年連続実施の市民討議会の調査(前田洋枝・南山大学、伊
藤雅春・大久手計画工房)
4)実証研究と理論の架橋(坂井亮太・早稲田大学)
17:30〜18:00 フォーラムの取組等を全体で議論
18:00 終了
19:00〜交流会(参加費・予定:一般5,000円、学生・院生4,000円)
※なお、ボチェンコ所長との話し合いを希望される方は、翌11日(日)の午前中に小グループでの話し合いの時間を持つ予定です。詳細は、11日、会場にてお知らせします。
◆連絡先:東京工業大学坂野研究室内 日本ミニ・パブリックス研究フォーラム事務局
e-mail : tsakano[at]valdes.titech.ac.jp
(フォーラム、交流会の参加をご連絡ください。)