以下の2つのものが刊行されました。どちらも熟議民主主義関係。
1)松尾秀哉・臼井陽一郎編『紛争と和解の政治学』ナカニシヤ出版、2013年に、田村哲樹「熟議による『和解』の可能性」を寄稿しました。
- 作者: 松尾秀哉,臼井陽一郎
- 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
- 発売日: 2013/04
- メディア: 単行本
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2)政治思想学会の学会誌『政治思想研究』第13号、2013年(風行社刊)に、田村哲樹「熟議民主主義は自由民主主義的か?−−『熟議システム』概念の射程」を寄稿しました。
昨年度の政治思想学会大会の報告を加筆修正したものです。ハーバーマスの「二回路(複線)モデル」、ミニ・パブリックス研究、そして最近の熟議システム論を取り上げつつ、タイトル通り、熟議民主主義を自由民主主義の枠内で論じることは妥当なのかという問題提起をしています。
- 作者: 政治思想学会
- 出版社/メーカー: 風行社
- 発売日: 2013/05/01
- メディア: 単行本
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