今日の朝は、今住んでいる家の六カ月おきの定期インスペクション。不動産会社の人が来て、室内の状況を点検するというものです。
前回は、借りてから一ヵ月後にすぐ行われたのでざっと見ただけでしたが、今回は、もっと厳しいかもしれないと思い、自分としてはそれなりに念入りに、台所とシャワールームという水回りの掃除、テーブルの上の片づけなどをやりました。
が、結果的には、今回も、ざっと見ただけでした。器具などについても、「問題ないか?」と言うので「問題ない」と言って、終わりでした。
まあ、あっけないというか、よかったというか。
次は、いよいよ引き払う時ですね。家のことよりも、クルマをどう手放すか、保険とかネットとかの契約を更新しないで終わりにすることの方が難問のような気がします。
その後、午前中は、英語クラス。前に書いたかどうかわかりませんが、大学関係者向けに大学近くの教会で開催されていた英語クラスは、初版の事情で、いったん閉鎖になってしまいました。形を変えて再開される可能性がないわけではないようなのですが、今のところ、はっきりしていません。
そこで、そこで僕が習っていたジェニファー先生が、曜日と場所を変えて、希望者に継続して教えてくれることになったのでした。場所は、中心部のCivic Libraryです。曜日が変わったのは、図書館のスペース予約の都合上の問題ですが。
そのクラスが今日の午前というわけです。
もっとも、ジェニファー先生はとても熱心なので、12時30分までの予定にはなっているものの、今日も結局13時30分近くまでやりました。しかも、基本的に休憩なしです。これは別の曜日のシェイクスピア購読でもそうなのですが、3時間くらい休憩なしは、彼女にとっては、そんなに苦痛ではないみたいなのですよね。その熱意は本当にありがたいのですが、それでもできれば、90分ごとに10分ぐらい休憩があった方がいいかなとは思います(笑)。あ、これは大学のゼミなどでも同じかもしれませんね・・・と、ちょっと反省。
ともあれ、13時30分ごろまでいたあと、14時から大学でセミナーなのでと言って失礼し、速攻で大学へ。お昼を買おうとカフェに行ったら、Iさんと会ったので、少しお昼に付き合ってもらいました。
その後、John Barry氏のセミナー。テーマは、"Towards a Green Republicanism?: Vulnerability, Citizenship and a Sustainable Economy"というもので、vulnerabilityないしinterdependencyを基礎とした人間像の再考をrepublicanismと結びつけ、さらに、それを、非成長主義的な政治経済のあり方にも結びつけようというものでした。細かいところまで理解できたかどうかわかりませんし(←言い訳)、マニフェスト的な内容と言えばそうなのですが、何と言うか、とても力強く構想を提示されるのだなあ、と思った次第です。
Johnは明日キャンベラを発つのようなのですが(以前はその後日本に行くと言っていたのですが、どうやらその予定はキャンセルになってしまったようです。残念)、vulnerabilityや、basic incomeやらをめぐる議論で、今後も、交流の機会があればいいなあと思います。