著者の宮台真司さんおよび堀内進之介さんから頂いたようです。どうもありがとうございます。買おうと思っていたところでした。ちゃんと勉強しないと!
- 作者: 宮台真司,大河原麻衣,山本祥弘,稲葉年計,堀内進之介,現代位相研究所
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本
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目次I 消費社会論
第1章 消費の機能分析──現代大学生の消費生活の意味するもの
1. 問題設定:消費生活の意味するもの
2. 解決手法:パースンシステムの機能類型の抽象
3. 調査および結果の概要1:クラスターの分類と各因子への反応
4. 調査および結果の概要2:クラスター別クロス集計
5. 結果解釈の準拠視点:システム理論
6. 集計結果の解釈:消費の機能についての仮説
7. 結論:パースンシステムにとっての「消費」
8. 補説:高度資本制と「消費」
資料
第1*章 消費の機能分析
1. 時代特性
2. 実証とは何か
3. 価値表明
II 規範の三層構造論
第2章 規範の三層構造論(上)──行為理論の総合へ向けて
1. 社会学的行為理論の不毛
2. 規範の三層構造論の概略
3. 規範I論の骨子
4. 規範II論の骨子
第3章 規範の三層構造論(下)──行為理論の総合へ向けて
5. 規範III論の骨子
6. 技術論
補論 人称図式論
1. 人称図式論の意義
2. 人称図式の構造分析
3. 単数人称/複数人称、の分化
4. 行為人称図式の構造分析
第2*章 規範の三層構造論・人称図式論
1. 疎外論──羅針盤としての苦悩
2. 革命家としての見田宗介
3. アルゴリズムへの情熱
4. ポスモダンとの距離──世界への感受性
5. 内容
6. 人称図式論
III 社会システム論
第4章 法規範論(上)──発話の予期帰属理論の試み
1. 法現象の定義に於ける在来理論の限界
2. 「発話の予期帰属性」概念の定式化
3. 法現象の本質規定へ
4. 原初的法段階に於ける法的発話の構成戦略
5. 高文化法段階に於ける法的発話の構成戦略
第3*章 人称図式論から法規範論へ
1. 全体の位置づけ
2. 「制度」、「手続」をめぐって
3. 人称性/正統性論
4. 実定法論の補足/ハーバーマス・ルーマン論争/擬制の必要性
5. 潜在的機能の顕在化/顕教・密教問題/エリート主義
6. 今日的な問題としての法規範論ドゥオーキンをめぐって
第5章 社会システム論の再編に向けて
1. 社会システム論の不在
2. 物理システムの同一性
3. 社会システムの同一性
4. 物理システムの秩序形成的進化
5. 社会システムの秩序形成的進化
6. 物理システムの環境適応的学習
7. 社会システムの環境適応的学習
第6章 社会学的機能主義の射程──システム論との接続関係
1. 機能主義的伝統と近代社会学
2. 日本での構造機能主義の受容
3. Luhmannによる問題設定変更:「説明」から「記述」へ
4. Luhmannが覆い隠した問題:機能的方法とシステム論
5. Luhmannにおける定義的矛盾:システム同一性の定義性
6. 社会理論における機能的記述
7. 部分制度の機能的記述の条件
8. 機能的記述とシステムの境界
9. 比較準拠視点の制度論的縮減
10. 実証分析上の含意と位置づけ
11. メタ理論上の含意と位置づけ
第4*章 社会システム論・機能主義
1. システム先取
2. 意味の意味
3. 〈社会〉≠システム
4. 出来事と持続
5. 出来事的同一性/意味的同一性
あとがき