読書

アメリカ憲法の呪縛

アメリカ憲法の呪縛

上記の本の第9章「民主主義と福祉国家:『国家理性』と『福祉国家理性』の政治的理論的連環」を読む。もっとも、この本に所収されているとは、つい最近まで知らなかった。初出は、雑誌Political Theory。クラウス・オッフェの論文「福祉国家に反対する民主主義?」と同時に掲載されていたはず。
 ポイントはここ。

国家の自律性についての社会主義者の発見は、社会民主主義と新ビスマルク主義とでも称すべきものとのあいだに一体化をもたらすものとなった。(227頁)


Political Analysis: A Critical Introduction

Political Analysis: A Critical Introduction

批判的実在論について書いてあるあたりを中心に再読。もっとも、期待していたのとはちょっとポイントが違った。


国家・権力・社会主義 (1984年)

国家・権力・社会主義 (1984年)

序章と第一章の途中まで読む。やはり、僕には、ジェソップの議論のほうが理解しやすいと思う。