2011-01-01から1年間の記事一覧

頂きもの

先の法哲学会に参加した際に頂きました。 1)関良徳さんから、「法教育と法批判――解釈法社会学による法批判教育の再構築」『法社会学』第75号、2011年、を頂きました。どうもありがとうございました。 関さんは、『フーコーの権力論と自由論』(勁草…

読書

古市さんの『絶望の国の幸福な若者たち』を読了。 挑発的な文体というか言い回しはともかく、僕は基本的には、この方の書くものに、わりとスッと入っていけるタイプではないかなと思います。絶望の国の幸福な若者たち作者: 古市憲寿出版社/メーカー: 講談社…

お買いもの

ちょっとお買いもの量が増えてきたかも。。。現代社会の理論 (定本 見田宗介著作集 第1巻)作者: 見田宗介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/11/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (9件) を見る生と死と愛と孤独の社会学 …

いろいろと

週末は、日本法哲学会学術大会のワークショップ「家族という経験」で報告します。法哲学会ではあるものの、僕の報告は、家族/親密圏における依存関係(キテイ)と「政治」との関係を考察するものです。法哲学会には、そもそも参加するのも初めて。さてどう…

お買いもの

革新幻想の戦後史作者: 竹内洋出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/10/22メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 116回この商品を含むブログ (39件) を見る絶望の国の幸福な若者たち作者: 古市憲寿出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/06メディア: …

頂きもの

1)田中重好先生から、田中重好『地域から生まれる公共性――公共性と共同性の交点』(ミネルヴァ書房、2010年)、および、共著の藤田弘夫編著『東アジアにおける公共性の変容』(慶應義塾大学出版会、2009年)を頂きました。どうもありがとうございます。田…

お買いもの

アクセス日本政治論の新版。出費を抑えようとはしているものの、この本はとりあえず買っておかないと。アクセス日本政治論作者: 平野浩,河野勝出版社/メーカー: 日本経済評論社発売日: 2011/11/01メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (6件)…

読書

読んでいる途中の本のいくつか。社会学の方法―その歴史と構造 (叢書・現代社会学)作者: 佐藤俊樹出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2011/09/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 67回この商品を含むブログ (23件) を見る↑なかなか勉強になります。…

頂きもの

執筆者の皆様からということで(恐らく主には、堅田さんと畑本さんからでしょうか)、圷洋一・堅田香緒里・金子充・西村貴直・畑本裕介『社会政策の視点――現代社会と福祉を考える』(法律文化社、2011年)を頂きました。どうもありがとうございます。社会政…

お買いもの

The Oxford Handbook of Political Methodology (The Oxford Handbooks Of Political Science)作者: Janet M. Box-Steffensmeier,Henry E. Brady,David Collier出版社/メーカー: Oxford Univ Pr発売日: 2010/07/29メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリッ…

院ゼミ

今日の院ゼミは、Russell Hardin, "Normative Methodology," in Robert E. Goodin (ed.) The Oxford Handbook of Political Science, Oxford University Press, 2009、がテキスト。このハンドブックは、オックスフォード・ハンドブックの政治学シリーズの中…

注文した本

political methodologyの巻。下のエントリのハーディン論文も、もともとは、こちらに所収。明日には着くかな?The Oxford Handbook of Political Methodology (The Oxford Handbooks Of Political Science)作者: Janet M. Box-Steffensmeier,Henry E. Brady,…

社会思想史学会とハロウィン

今週末は、社会思想史学会@名大。というわけで、非会員なのですが、今日の午後だけ、参加してきました。 参加したのは、午後の最初の「政治哲学の現在」セッションと、そのあとのシンポジウム。「政治哲学の現在」は、松元雅和さんと加藤哲理さんの報告でし…

お買いもの

The Search for Deliberative Democracy in Chinaを購入。The Search for Deliberative Democracy in China作者: E. Leib,B. He出版社/メーカー: Palgrave Macmillan発売日: 2010/05/13メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ…

頂きもの

訳者の一人の中里見博さんから、キャサリン・マッキノン(森田成也・中里見博・武田万里子訳)『女の生、男の法(上)(下)』岩波書店、2011年、をいただきました。 上下2冊の翻訳は、大変だったと思います。どうもありがとうございました。女の生、男の法…

熟議民主主義ブックガイド

本日(10月23日)付朝日新聞朝刊読書欄の「ニュースの本棚」というところに、熟議民主主義についてのブックガイド的な小文を書きました。 取り上げた本は、下記の通り。事実性と妥当性(上)― 法と民主的法治国家の討議理論にかんする研究作者: ユルゲン・ハ…

ワークショップペーパー

イェール大学で開催された、Epistemic Democracy in Practiceワークショップのペーパーが下記からダウンロード可能です。 http://habermas-rawls.blogspot.com/2011/10/papers-on-epistemic-democracy-in.html

お買いもの

これらも買っていたのでした。市民討議会の実際についての勉強のため。まちづくりと新しい市民参加―ドイツのプラーヌンクスツェレの手法― [自治体議会政策学会叢書/Copa Books] (COPABOOKS自治体議会政策学会叢書)作者: 篠藤明徳,自治体議会政策学会出版社/…

男女共同参画「イクメン」シンポジウムのご案内

下記のように、あいち男女共同参画推進・産学官連携フォーラム主催のシンポジウム「イクメンを考える――男女が共に働き続けるために」が、開催されます。 まだ席に余裕があると思いますので、ぜひぜひどうぞ。 なお、事前申し込みが必要です。申込方法の詳細…

シンポ終了とおみやげ

本日開催の男女共同参画シンポジウム、なんとか終わりました。 コーディネータとしての自分がどのくらいうまくできたのかはわかりませんが、パネリストの皆さんのお話しは、どれも興味深いものでした。 とりあえず、ほっとしています。 * 家に帰ると、修学…

お買いもの

前にメモした本のうち2冊を結局購入。実践の中のジェンダー?法システムの社会学的記述作者: 小宮友根出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2011/09/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (29件) を見るフェミニズム正義論: ケアの絆…

読書

申し遅れましたが(?)、フィシュキンのこの本も読んでいました。 DPの詳しいことがわかるだけではなく、様々な民主主義論の中で、市民の熟議の特徴がどのあたりにあるのかを知る上でも、なかなかいい本と思いました。人々の声が響き合うとき : 熟議空間…

そのうち買いたい本

ジェンダー関係で、そのうち手に入れたいと思っている本。今はまだ。ケアの社会学――当事者主権の福祉社会へ作者: 上野千鶴子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2011/08/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (19件) を見る実践の…

メモ

ジュヌヴィエーヴ・フジ・ジョンソン(舩橋晴俊・西谷内博美監訳)『核廃棄物と熟議民主主義』(新泉社、2011年)から、本の主題ではないけれど、ロールズ、ガットマン/トンプソン的な熟議民主主義と、チェンバース、ドライゼク、ヤングらの審議民主主義(d…

ちょっと遅れて

というわけで、今日は、ちょっと遅れて、次男の誕生日ケーキお祝い。我が家は、父母ともに、凝った料理を作らない/作れないので、誕生日といえども料理は地味なのでちょっと申し訳ないのですが、子どもたちは、ケーキがあるとうれしいみたいです。 * 10…

近刊メモ

東浩紀『一般意志2.0』が、11月に刊行とのこと。一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/11/22メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 581回この商品を含むブログ (164件) を見る出版社はどこなんだろう?

頂きもの

1)編者の井手英策さん、および、共著者の西岡晋さんから、井手英策編『雇用連帯社会――脱土建国家の公共事業』(岩波書店、2011年)をいただいておりました。勉強させていただくところが多そうです。どうもありがとうございます。雇用連帯社会――脱土建…

セッション補遺

政治学会分科会「政治理論の方法」のあと、ちょっと考えたことを、あまりまとまらないままにメモ。散々長いけれど、あくまでメモです。 「方法」について、いくつか政治理論に求められていることはある。 まず、政治理論の研究者も、他の分野における「科学…

お買いもの

「ジェンダー社会科学の可能性」シリーズの第2弾本。買っていたのでした。承認と包摂へ――労働と生活の保障 (ジェンダー社会科学の可能性 第2巻)作者: 大沢真理出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/08/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 25回この商…

政治学会終わり

政治学会、終わりました。 日曜日の最終セッション「政治理論の方法」で、「構築主義は規範をどこまで語ることができるか?」と題して、報告しました。 自分の報告内容自体は、決して満足できるものではないのですが、もう一人の報告者の井上彰さん、そして…