ハーバードなど

出張で、アメリカはマサチューセッツ州ケンブリッジおよびボストンに来ています。
ハーバード大学ボストン大学、イェール大学の何人かの研究者を訪問し、熟議民主主義論や政治理論一般についての意見を聞き、議論をすることが目的です。
実は到着後しばらくしてから、鼻炎がひどくなってしまい、体調は良くありませんでした。
最初は長旅の疲れ(成田・ボストン直通ですが、13時間弱のフライト)や気温差(3月下旬ですが、最高気温はまだ5度前後、最低気温は氷点下といった感じ。雪も降りました)からくる鼻炎だと思っていたのですが、鼻炎薬があまり効かないようで、風邪によるもののような気もし始めました。しかし、昨日あたりから鼻炎薬が効いているように思われ、いまはかなり回復したと思います。結局、どういうことだったのかわかりませんが、せっかくの海外渡航なので、体調は悪いよりも良いに越したことはもちろんありません。
今までに、ボストン大学のヴィヴィアン・シュミット(言説的制度論、比較政治)、ハーバードのジェーン・マンスブリッジ(政治理論、熟議民主主義論)、アルカン・ファン(民主主義研究、熟議民主主義とミニ・パブリックス)などにお会いしました。論文などを読んでいても、直接会って話を聞くと、やっぱり新たに受け取るものがあるように感じています。
ハーバードで在外研究中の友人のKさんともお会いして、食事も含めていろいろな議論ができました。実は僕にとっては、これが人生初のアメリカ渡航なのですが、Kさんのおかげで、比較的リラックスして滞在できています。
それにしても、アメリカの入国審査というのは、やっぱり独特ですね。人によっては、随分と足止めされているようでした。
今日は、別の地区に足を延ばし、また別の研究者の方々とお会いする予定です。