頂きもの

 久保田裕之さんから、単著『他人と暮らす若者たち』(集英社新書、2009年)、および共著である牟田和恵編『家族を超える社会学』(新曜社、2009年)を頂きました。どうもありがとうございます。

他人と暮らす若者たち (集英社新書)

他人と暮らす若者たち (集英社新書)

家族を超える社会学―新たな生の基盤を求めて

家族を超える社会学―新たな生の基盤を求めて

 『他人と暮らす若者たち』は、「政治」をいわゆる「政治」以外のところに見出したい政治学者にとっても、大いに興味深い本だと思います。
 『家族を超える社会学』は、家族をめぐる論争的な問題提起の書となるのではないでしょうか。ちなみに、目次は以下の通り(「コラム」と「トピックス」は省略させていただいています。)

序 家族のオルタナティブと新たな生の基盤を求めて(牟田和恵)
第1章 家族の臨界(上野千鶴子
第2章 家族からの出発(岡野八代)
第3章 ジェンダー家族のポリティクス(牟田和恵)
第4章 若者の自立/自律と共同性の創造(久保田裕之
第5章 性愛の多様性と家族の多様性(釜野さおり)
第6章 家族下位文化と家族変動(野沢慎司)

 なお、各章に配置された「コラム」「トピックス」(どちらかだけの場合もあり)の執筆者は、春日キスヨ、白岩優姫、西村光子、小谷部育子、井手草平、社納葉子、山田昌弘の各氏です。