時々、morning teaと称して、政治学科や熟議民主主義プロジェクトのみんなでお茶(といっても僕はコーヒーですが)を飲む機会があります。
今日は、久々の参加だったのですが、今週から滞在中のAnne Phillips教授も参加。初めてお会いしましたが、優しさと精悍さとを兼ね備えたような雰囲気の方でした。
なんでも某R大主催のシンポジウムで、来日したことがあるとのことでした。アマルティア・センなG先生が主宰者だったらしいです・・・というか、そう言えばそんなイベントがあったような気がしてきました。
とりあえず、単著Democracy and Differenceと共編著The Oxford Handbook of Political Theoryにサインをもらいました(最近こればっかり)(^_^;
ドライゼック氏は、世界数カ国で同じ方法で熟議フォーラムを実施して、その比較検討を行う、という共著のペーパーか何かを準備しているらしく、それについての話もしました。異なる文化の間で熟議がどのような意味を持つかということが、関心のようです。
まあ例によって十分に聞き取れたわけでも、言いたいことを十分に言えたわけでもないのですが、「文化」の捉え方、熟議民主主義が「自由」民主主義を前提条件として必要とするのかどうか、など、多少なりとも話すことができました。
The Oxford Handbook of Political Theory (Oxford Handbooks of Political Science)
- 作者: John S. Dryzek,Bonnie Honig,Anne Philips
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 2008/08/18
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
【追記】
「来日したことがある」じゃなくて、3月に来日予定ということでした。
いやはや、失礼しました。