morning tea

 時々、morning teaと称して、政治学科や熟議民主主義プロジェクトのみんなでお茶(といっても僕はコーヒーですが)を飲む機会があります。
 今日は、久々の参加だったのですが、今週から滞在中のAnne Phillips教授も参加。初めてお会いしましたが、優しさと精悍さとを兼ね備えたような雰囲気の方でした。
 なんでも某R大主催のシンポジウムで、来日したことがあるとのことでした。アマルティア・センなG先生が主宰者だったらしいです・・・というか、そう言えばそんなイベントがあったような気がしてきました。
 とりあえず、単著Democracy and Differenceと共編著The Oxford Handbook of Political Theoryにサインをもらいました(最近こればっかり)(^_^;
 ドライゼック氏は、世界数カ国で同じ方法で熟議フォーラムを実施して、その比較検討を行う、という共著のペーパーか何かを準備しているらしく、それについての話もしました。異なる文化の間で熟議がどのような意味を持つかということが、関心のようです。
 まあ例によって十分に聞き取れたわけでも、言いたいことを十分に言えたわけでもないのですが、「文化」の捉え方、熟議民主主義が「自由」民主主義を前提条件として必要とするのかどうか、など、多少なりとも話すことができました。

The Oxford Handbook of Political Theory (Oxford Handbooks of Political Science)

The Oxford Handbook of Political Theory (Oxford Handbooks of Political Science)

【追記】
「来日したことがある」じゃなくて、3月に来日予定ということでした。
いやはや、失礼しました。