ディラン・エヴァンズ『感情』(岩波書店、2005年)を読了。
- 作者: ディランエヴァンズ,Dylan Evans,遠藤利彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: 単行本
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特に、諸要素の重みづけを考慮する際の情動的なプロセスの意義とか。簡単に言うと、メリット/デメリットを列挙した後で、「で、結局どうするの?」というところで、情動的なものが作用していなければ決められない(ということもある)、というようなこととか。
となると、次の問題は、その重みづけの仕方が妥当かどうかを確認する作用は、何の作用なのか、という話になるのではという気が。