というわけで、いよいよ始まりました。語学学校。
といっても、初日は、ガイダンス、クラス分けのための筆記テスト、キャンパスの案内、そしてキャンベラ観光という感じでした。
最初に一人ずつ、簡単なインタビューというか、諸事項の確認をしたのですが、僕の前の男性（といっても、きっと２０歳前後ですね）が、なんだか結構粘っていて、ちょっと困りました。どうやら、彼の希望するコースに行く前に、別のコースでトレーニングしないとダメだといわれていたようなのですが、コースの詳細をしつこく尋ねていて、後にしてくれないかなあとか思ってしまいました（ごめんね）。
ガイダンスのあとに、明日からのクラス決めのための筆記試験がありました。センター試験みたいなマークシート式の（もっともマークじゃなくて、チェックでよかたみたい。時間をロスした…）、適切な単語の三択ないし四択問題を３０分、その後、英作文を４５分でした。
マークシートは、大学受験以来なので、当然、大変緊張しました。そして、やっぱりどれを選べばよいのかよくわからない問題もちらほら。「大学受験の時だったら……」と言えるほど、当時、英語のデキがよかったわけではない（というか、かなり悪かった）僕としては、予想以上に成績が悪かったとしても納得するしかないでしょうね。英作文の方が、まだ書けたような気がするくらいです。
その後のキャンパス案内は、キャンパス全体ではなくて、店などがあるエリアを回ることが中心でした。というよりは、カフェでコーヒーを飲むのが主たる目的だったのかもしれません。先生たちのおごりでした。
午後から、貸し切りバスでキャンベラ観光。エインスリー山（であってたかな）というキャンベラで二番目に高い山（８００メートルちょっとだったかな）からスタートして、戦争記念博物館の前を通って、国会議事堂・大使館辺りを回り、最後に、国立博物館で少し自由時間を取って終わりでした。
今日の参加者総数は、２０名くらいだったでしょうか。ほぼ全員がアジア系だったと思います。出身は、中国、韓国、台湾、カンボジア、ラオス、タイ、サウジアラビア、モンゴルなどでしたね。きちんと年齢は聞きませんでしたが、どう見ても、ほとんどの人が１０代末（１８〜１９歳）から２０代前半。学部か大学院進学希望ではないでしょうか。英語はかなり上手そうな人も、そうでなさそうな人もいました。もっとも、本格的にＡＮＵ入学を目指す人のコースと、そうでない人のコースは違うので（当然、僕は後者）、彼女ら／彼らのどのくらいの人たちと明日からも一緒になるのか、よくわかりません。
それにしても、インドシナ方面からの女性たちから、ジャニーズ系アイドルの名前がいくつか出てきて、いや、すごいなあジャニーズの人気は、とあらためて思いました。そして、もっとも元気というか、分け隔てなく、積極的に話しかけるのは、やっぱり女性のほうが多いですね。
僕はといえば、「１９歳」（！）に思われたという思いがけない収穫（？）がありました。いやあ、そんな年齢に間違われたのは、もう５年くらい前に、留年している６年生くらいの学部学生に１年生と間違われて以来です（笑）。
なお、終わった後は、夕方から政治学のセミナー。こちらは、やっぱりよくわかりませんでした…。客員でBo Rothstein氏が来ていて、セミナーにも出席していたので、終了後に話しかけようかなと思っていたら、途中で帰ってしまいました（笑）。まあ、またそのうちに。
さて、明日からどのくらいハードになるのか、やっぱり不安ではあります。
