読書

読了。

政治の発見

政治の発見

最後のほうはよく読むと、ベーシック・インカムと政治の話を関連づけて論じているではないですか。
というか、前にもそのあたりは読んでいたのですが、何を言いたいのか、あんまりよくわからなかったのです。が、今回は、だいたいわかりました(たぶん)。


 バウマンが現代社会における「政治」の衰退(その意味での公的と私的との分離)に警鐘を鳴らすのに対して、ギデンズやベックが、新しい政治としての「サブ政治」や「生活政治」発生の可能性のほうを強調するという違いがあるなあ、というのが、今回の実感。その違いをどのように理解するべきか。あと一日で・・・。