Hendriks


Carolyn M. Hendriks"Integrated Deliberation: Reconciling Civil Society's Dual Role in Deliberative Democracy," Political Studies, Vol .54, No. 3, 2006.


 まだ途中読みだが、なかなか面白い。少人数のフォーラムにおける「意思決定」と手続きにのっとった論証を重視する「ミクロ」な熟議民主主義論と、より広範な市民社会における意見形成志向の「マクロ」な熟議民主主義論とを区別した上で、両者の関係を理論化しようとしている(多分)。先のChambersの論文ともども、月末に向けての手がかりとなりそうなのだが…というか、なってほしいのだが…。