テキスト思案

昨日は歯医者に行ったあと、来年度のゼミのテキスト思案。
毎年度のことですが、これが結構難儀なのです。
 いろいろと本を並べたり、自分のブログでどんな本を買ったかチェックしたりしながら(いや、我ながら思いがけず便利。「おお、そういえば、こんな本もあったなあ」と思い出すことができます)、うんうんとうなり続けました。
 来年度は新2年生が多く、新3年生が少ないので、とりあえず今年度以上に新2年生を意識する必要があると思っています。特に前期は新4年生の中には、まだ就職活動が残っている人もいるかもしれませんので、なおさらです。
 ただ、今年度、「最初は敷居の低いものを」と思ってテキストを考えたら、「もうちょっと政治(学)をしっかりと勉強したい」(大意)という人が若干名出てきてしまい、それがちょっとトラウマになっています(苦笑)。
 もっとも、もともと僕のゼミでは、狭い意味での「政治」についてのテキストは特に前期は少ないので、いわゆる「政治」をきちんと勉強したい人にとっては、たとえテキストの内容が多少高度であったとしても、やはり不満は溜まるかもしれません。でも、ここまではっきりと言われたことはこれまでなかったので、ちょっと動揺したわけです。
 とはいえ、だからといって「方針」を大幅に変更するわけでもなく、いろいろと悩みながらとりあえず一回目のテキストを決断し、その他についても大まかには決めましたが、まだ確定はしていません。
 それよか、問題は、まだ出来上がっていないゼミ論集。卒業生には、郵送するからと言ってあるのではありますが、若干原稿が揃っていないのですよ。
 そういうわけで、某新聞原稿の執筆は今週末勝負へと持ち越されてしまったのでした。。。