読書

後半の「第二部 政治の原風景」(4〜7章)を読了。

希望の政治学―テロルか偽善か (角川叢書)

希望の政治学―テロルか偽善か (角川叢書)

とくに第5章が面白かった。丸山の偽善論も含めて。エルスターの議論も思い出す。
また、第7章で、ラクラウのヘゲモニー論を「記述的」と言い切っているところも、なるほどやっぱりそうかと思う。
民主主義を否定性において理解することと、否定性と偽善性との関係については、もう少し考えて見る必要がありそうだ。