・David Sanders, "Behavouralism".
・Hugh Ward, "Rational Choice".
それぞれ、下記の本の第2章と第3章。
Theory and Methods in Political Science (Political Analyses)
- 作者: Gerry Stoker,David Marsh
- 出版社/メーカー: Palgrave Macmillan
- 発売日: 2002/09/07
- メディア: ペーパーバック
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それとも、やはり、「これをやりなさい。そうすれば、こんなことが言えるだろう」と確信を持って言えるようなテーマを提示するべきなのだろうか??
我が身を振り返るに、確かに自分で研究テーマを決めたのだが、しかし、いろいろと十分に勉強し考えた上で決めたわけではない。正直にいえば、とりあえず、「多少は知っているし、他にそれ以上のアテもないので、これにしよう」という程度の考えで決めてしまったのだった。それでよかったのかどうか、わからない。少なくとも、その後しばらくは、「自分は論文で何を明らかにするつもりなのか?何を主張するつもりなのか?」は、さっぱりわからなかった。だからといって、引き返すというか、テーマを変えるわけにもいかないので、ただただ暗闇を進んでいたら、そのうち、自分はこういうことを主張すればよいのだ、ということがわかったのだった。修士論文提出締め切りのほんの数か月前だったと思う。
では、指導教員が「これをやりなさい」とテーマを与えてくれたら、もうちょっとはうまくいったのだろうかと考えてみるに、結局、うまくいったとしても、上記と同じだったのではないだろうか。下手をすると、「やりなさいと言われたテーマだからやっているのに(何をしているのかわからない)」などと、考えてしまったかもしれない。
結局、某院生さんには、いくつか文献のサジェスチョンをして、やっぱり苦しいところは何とか自分で乗り越えてもらうしかないのだろう…と自分に言い聞かせてみるのだった。