2007-06-04 授業準備 本 授業 授業準備のために読む。 ・熊野直樹(2007)「共和国救済の最後の選択肢?――シュライヒャー内閣の国家非常事態計画再考」田村栄子・星乃治彦編『ヴァイマル共和国の光芒――ナチズムと近代の相克』昭和堂。ヴァイマル共和国の光芒―ナチズムと近代の相克作者: 田村栄子,星乃治彦出版社/メーカー: 昭和堂発売日: 2007/05メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る タイトルどおり、1932年12月成立のシュライヒャー内閣が「最後の選択肢」だったのかどうかを再検討した論文。強いて、ヒトラー独裁阻止の「最後の選択肢」といえるのは、パーペン―フーゲンベルク闘争内閣構想であったと指摘されている。