はがきと切手

先日、某先生に、以前に頂いたご高論についてのお礼の「はがき」を出しました。その先生には大変お世話になっているのですが、おそらくメールはあまりご覧になっていないのです。実は頂いたのはちょっと前というわけで、その点が大問題ではあるのですが、ちょっと違う話を。
 お礼などをはがき・手紙で書く人の数はだんだん少なくなっているのだろうとは思いますが、時々頂くはがきを見ると、みなさん、きれいな絵葉に記念切手などのきれいな切手を貼っていらっしゃいます。絵葉書はもちろんですが、こういうときのために、ちゃんと普段から記念切手を適宜買ってストックされているのでしょう。
 もちろん、記念切手といっても、コレクターズ・アイテムとなるような昔のものとは異なり、付加価値がつくわけではありません。それでも、コンビニでも買える普通切手と異なり、ひと手間かけている感が伝わります。何より、絵柄がきれいです。
 そう思って、今回、僕も、先日、国立科学博物館で購入した絵葉書に記念切手を貼って投函しました。
 と、思い起こしてみると、僕の両親(というか母かな)も、まめに記念切手を購入してストックしていました。まあ、これには、小学生時代の僕が切手コレクターだったという裏事情もあることでしょう。というか、そちらが「表事情」かもしれません。とはいえ、母は今でも、郵便には比較的記念切手を貼って送ってくれるようです。
 筆不精の僕がまめにはがきや手紙を書くようになるとは思えませんが、それでも、多少の記念切手はストックしておこう、そう思って、今回分の一枚だけでなく、余分に切手を買ってみました。