帰ってくると、僕が一章を書いた下記の本がついに届いていました。
宮本太郎編『比較福祉政治――制度転換のアクターと戦略』早稲田大学出版部、2006年。
- 作者: 宮本太郎
- 出版社/メーカー: 早稲田大学出版部
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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僕が書いたのは、第5章「ジェンダー平等・言説戦略・制度改革――日本の『男女共同参画社会』政策の展開を事例として」です。比較政治っぽい分析枠組で書いてみましたこれまでの自分の書いたものからすると、やや「異色」なのではないかと自分では思っています。
ちなみに目次はこんな感じ(サブタイトルは省略)。
はじめに(宮本太郎)
Ⅰ 戦略の刷新
第1章 「第三の道」以後の社会民主主義と福祉国家(近藤康史)
第2章 ポスト新保守主義時代の保守政治(野田昌吾)
第3章 政治的党派性とサプライサイドの福祉政策(真柄秀子)
第4章 福祉国家の再編と言説政治(宮本太郎)
Ⅱアクターの変容
第5章 ジェンダー平等・言説戦略・制度改革(田村哲樹)
第6章 労働運動の変容(篠田 徹)
第7章 フランスにおける新しい右翼(畑山敏夫)
Ⅲ 制度の転換
第8章 福祉国家レジームの変容(渡辺博明)
第9章 コーポラティズムの復権?(井戸正伸)
第10章 福祉国家と移民(水島治郎)
第11章 イギリス福祉国家の変容と多層的ガヴァナンス(小舘尚文)
ところで、本の奥付を見ると、刊行日は9月30日になっていますが、さてさていつごろ本屋には並ぶのでしょうか。ちなみに、まだアマゾン等で検索できないばかりか、出版社のHPも更新されていないようです。
http://www.waseda-up.co.jp/