校正

 某出版社から何か封筒が届いていたので、「なんだろう?」と思ってあけてみると、約3ヶ月前に書いた某学会誌掲載の書評のゲラでした。「ああああ、そういえば」と、思い出しましたよ、ええ。書評といっても、1200〜1400字程度(A4一枚)のものですが。
 紙幅が限られているので、評者(←僕)としては、中途半端に批判めいたコメントを書くよりも、「この論文集の各章の最良のメッセージを引っ張り出して、まとめなおして、提示する」ことを主たる課題としました。
 というか、いろいろうんうんうなった挙句、そうなったわけですが。
 が、あらためて眺めてみると、「やっぱ批判的コメントも書いておくべきだったか」と思っちゃいました。
 とはいえ、「じゃあ、どう書くのよ?!」と言われると、やっぱ困ってしまうわけですが。
 結論。書評を書くのは、とってもとっても難しい。だからといって、「論文を書くのは簡単」とも言えないところが結論を弱めてしまっているわけですが。。。