で、そんなことしている場合じゃない時に限って、読書したくなるものでして。。。
- 作者: 小熊英二
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: 単行本
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今回読んだ中では、とくに、故網野善彦さんとの対談が、迫力がありました。 その中での、確か『<民主>と<愛国>』でも紹介されていたのではないかと思いますが、網野さんの以下のような発言も、とても印象的なものでした。
「ただ石母田さんは、国民的歴史学運動が終焉したあと、私に面と向かって『網野君、悪かった』と言ってくれた唯一の歴史家なのです。ほかの人はなんとなく変わっていきましたね。」(143頁)