2014-01-01から1年間の記事一覧

第16回東海地区政治思想研究会

以下のように、第16回東海地区政治思想研究会を開催します。 関心がある方は、どなたでも参加できます。 日時:2014年9月25日(木)17時30分〜19時 場所:名古屋大学法学研究科第1会議室(法学研究科本館1階) 報告:西山真司(名古屋大学大学院研究生) 「…

頂きもの

1)先日の研究会でお会いした安部彰さんから、『連帯の挨拶――ローティと希望の思想』生活書院、2011年、を頂きました。どうもありがとうございます。連帯の挨拶―ローティと希望の思想作者: 安部彰出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2011/04メディア: 単行本…

democratizing inequalities

Democratizing Inequalities: Dilemmas of the New Public Participation作者: Caroline W. Lee,Michael McQuarrie,Edward T. Walker,Craig Calhoun出版社/メーカー: New York Univ Pr発売日: 2015/01/30メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) …

頂きもの

田中拓道さんから、『よい社会の探求――労働・自己・相互性』風行社、2014年、を頂きました。どうもありがとうございます。風行社の「選書〈風のビブリオ〉」第二弾です。よい社会の探求―労働・自己・相互性 (選書“風のビブリオ”)作者: 田中拓道出版社/メーカ…

Bonoli/Natali eds 2012

とりあえずメモしておく。The Politics of the New Welfare State作者: Giuliano Bonoli,David Natali出版社/メーカー: Oxford Univ Pr発売日: 2012/11/25メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る

この夏

ある人が以前に「夏休み期間は意外と執筆がはかどらない」と言っていて、それは一理あるなと思いました。自分の経験を振り返っても、授業がないわけですからその分執筆がはかどりそうなものの、意外とそうはならないものです。もちろん、試験の採点でそれな…

オーキン1979=2010

必要があって、スーザン・オーキン『政治思想のなかの女』晃洋書房、を読んでいる。 フェミニズムの観点からの西洋政治思想史の読み直しとして古典的な地位を占めている(と思う)本です。政治思想のなかの女―その西洋的伝統作者: スーザン・モラーオーキン,…

お買いもの

またちょっと買う量が増えてきてしまったような気が・・・。親が参画する保育をつくる: 国際比較調査をふまえて作者: 池本美香出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2014/08/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る↑池本さんがいつ頃から「家で保…

お買いもの

公衆とその諸問題: 現代政治の基礎 (ちくま学芸文庫)作者: ジョンデューイ,John Dewey,阿部齊出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/09/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る↑宇野重規さんの解説。旧版から若干の改訳を行っているとのこと。宗教生活…

頂きもの

1)編者の杉田敦先生と川崎修先生から、『西洋政治思想資料集』法政大学出版局、2014年、を頂いておりました。どうもありがとうございます。西洋政治思想資料集作者: 杉田敦,川崎修出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2014/09/05メディア: 単行本この…

メモ

Sharing Democracy作者: Michaele L. Ferguson出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand発売日: 2012/10/03メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る↑Fergusonという人の本。上記はハードカバーですが、ペーパーバックも出ているようです…

お買いもの

カーネマンの本。文庫でも買っておこうと。ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: ダニエル・カーネマン,村井章子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/06/20メディア: 文庫この商品を含むブログ …

お買いもの

「格差の時代」の労働論―ジョン・ロールズ『正義論』を読み直す (いま読む!名著)作者: 福間聡出版社/メーカー: 現代書館発売日: 2014/09/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る民主党政権の挑戦と挫折―その経験から何を学ぶか作者: 伊藤光利,…

お買いもの・2

篠原先生のこの新書も復刊されていたので購入しておりました。古いやつを持っていたはずではありますが。日本の政治風土 (岩波新書)作者: 篠原一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1968/12/20メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る

家族社会学会

週末は家族社会学会でした。土曜日のセッション「〈民主的家族〉の再検討」で社会学の皆さんに混じって報告してきました。僕の報告タイトルは、そのまま「『民主的家族』とは何か」です。 違う分野の人々の前で話をすると、(物珍しさも含めて)面白がられる…

20年

僕が大学院(前期課程/マスター)に入学したのが1994年4月です。それからもう20年も経ったのだなということを、最近よく思います。 歳をとることで知力体力は衰えているのは間違いありません。とはいえ、大学院に行くことだけは決めていたのに、研究すると…

近刊Schmalz-Bruns

Rainer Schmaltz-Brunsの還暦記念(ということでよいのかな)論文集が間もなく刊行とのこと。Deliberative Kritik - Kritik der Deliberation: Festschrift fuer Rainer Schmalz-Bruns作者: Oliver Fluegel-Martinsen,Daniel Gaus,Tanja Hitzel-Cassagnes,Fr…

お買いもの

ファザーリング・ジャパンの本を初めて購入。一家に一冊は置いておきたい、という感じの本です。どこから読んでもよし。2013年10月刊行で既に4刷ということで、結構売れていると見ていいのかなと思いました。新しいパパの教科書作者: ファザーリングジャパン…

頂きもの

松尾秀哉さんから、『物語 ベルギーの歴史――ヨーロッパの十字路』中公新書、2014年、を頂いておりました。どうもありがとうございます。物語 ベルギーの歴史 - ヨーロッパの十字路 (中公新書)作者: 松尾秀哉出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/08/22…

本2012

本秀紀『政治的公共圏の憲法理論』日本評論社、2012年、の序章より、民主主義と立憲主義の関係についての叙述をメモ。「リベラリズム憲法学」に対して、「民主主義憲法学」を対置する著者の立場をよく示していると思われる。 各人がもつ様々な資源の格差や政…

お買いもの

S・マシードの翻訳が出ました。リベラルな徳―公共哲学としてのリベラリズムへ作者: スティーヴンマシード,Stephen Macedo,小川仁志出版社/メーカー: 風行社発売日: 2014/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るあと、Wolfgang Streeckの新…

お買いもの・読書(田房)

この間、ネット上で知った田房永子さんというマンガ家の本(のつもりで買った)マンガを読んでいました。いや、マンガ家なんだからマンガは当たり前でしょと思われるかもしれませんが、彼女の「文章」をこちらで読んだものですから。ママだって、人間作者: …

お買いもの

吉田さんの新著『感情の政治学』を少しずつ読んでます。感情の政治学 (講談社選書メチエ)作者: 吉田徹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/08/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る

頂きもの

解説を書かれている谷口功一さんから、ロドルフ・デュラン/ジャン=フィリップ・ベルニュ著、永田千春訳、谷口功一解説『海賊と資本主義――国家の周縁から絶えず世界を刷新してきたものたち』阪急コミュニケーションズ、2014年、を頂きました。どうもありが…

頂きもの

1)飯島昇藏先生から、以下のご高論を頂きました。どうもありがとうございます。 飯島昇藏「グローバリゼーションは哲学の『普遍化』に寄与しうるか?――レオ・シュトラウスを導きにして」関西哲学会年報『アルケー2014』、2014年。 飯島昇藏「レオ…

頂きもの

共編者の山口二郎先生と中北浩爾先生から、『民主党政権とは何だったのか――キーパーソンたちの証言』岩波書店、2014年、を頂いておりました。どうもありがとうございます。貴重な資料ともなる本ではないかと思います。民主党政権とは何だったのか――キーパー…

頂きもの

少し前になりますが、山田園子先生から論文「戦前日本におけるジョン・ロック研究――高野長英から白杉庄一郎まで」『広島法学』第36巻第1号、2012年6月、を頂いておりました(リンク先からダウンロード可能)。どうもありがとうございます。

お買いもの

行方不明本の一つ、杉田敦編『丸山眞男セレクション』平凡社ライブラリー、2010年、を購入。丸山眞男セレクション (平凡社ライブラリー ま 18-1)作者: 丸山眞男,杉田敦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/04/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 …

CDDGG Summer School

キャンベラ大学に移った、Centre for Deliberative Democracy and Global Governanceが2015年16日〜18日に開催するサマー・スクールの参加者を募集しています。大学院生やポストドクトラルといった比較的研究歴の短い人が対象です。講師等として、同センター…

初心忘れるべからず

拙著『熟議の理由――民主主義の政治理論』(勁草書房、2008年)の「まえがき」から、自分がどうして熟議民主主義を論じるのかについて述べた部分を備忘録的にメモ。自分が色々なことを言い、他者から色々なことを言われるうちに、初心を見失ってしまうことが…