ホネットと「なくもんか」

 アクセル・ホネット『承認をめぐる闘争』も、まだ読んでいるのですが(というか、止まっていたのを再開しているのですが)、ミードのところはよくわかりません・・・というのは、僕がよく知らないからだとは思うのですが。
 それでもかろうじて5章、6章を読み終え、第3部に入ると、なんだか面白くなってきたような。ホネットという人が、単に規範の分析だけでなく、それを社会哲学の(というのは、つまり、社会的なメカニズムや動態との関係で)分野で論じたり、あるいは人の理論を論評したりするのに、もっともそのセンスを発揮する人なのか、それとも単に、僕自身が相対的に「明るい」領域だからなのかは、わかりませんが。
 しかし、第1部の重要なところを飛ばし読みしているので、また立ち帰らないと。

承認をめぐる闘争―社会的コンフリクトの道徳的文法 (叢書・ウニベルシタス)

承認をめぐる闘争―社会的コンフリクトの道徳的文法 (叢書・ウニベルシタス)

で、話は変わりますが、この前購入した、いきものがかりの「なくもんか」です。タイトルとジャケットが少々アレな感じなのですが(しかし、いきものらしいとも言うべきかもしれませんが)、歌そのものはとてもよいです。数回聞いた後の方が、なおよいでしょう(笑)。
ところで、僕がいきものがかりを好きな理由はいくつかありますが、演奏の男性二人(水野君と山下君)の雰囲気とファッションも、その一つです。カジュアルだけどほどよくこぎれいで、そして、あまり男臭くない雰囲気が、ボーカルの吉岡さんの女性らしいようでもありそうでないようでもありという雰囲気とも相まって、男らしすぎず、女らしすぎない、いきものがかりらしさを作り出すのに一役買っているように思います。いや、実際のキャラとかは全然知らないのですが。
なくもんか

なくもんか

ちなみに、以下のシングルに入っている「卒業写真」のカバーも購入。
SAKURA

SAKURA